今回紹介するのは、先祖代々受け継がれてきた振袖を、ドレスへと生まれ変わらせる「ザ・オリエンタル和装」。
着物をドレスに……というと、裁断してリメイクする方法を思い浮かべると思います。ところが「ザ・オリエンタル和装」は、ハサミを入れることも、縫製をすることもなく、わずか10分ほどで振袖をドレス仕様に変えてしまうというのです!
有限会社ビギン代表の村井昭子さんが生み出したこの夢のような方法さえあれば、振袖を有効活用することができそうです♪
【着物もドレスも両方楽しめる!】
切らない。仕立て直しすることも、一切ない。着付けの技だけで仕上げる「ザ・オリエンタル和装」のもう1つの利点は、ドレスとして着たあとすぐに、振袖として着ることができるのだそう。
【「ザ・オリエンタル和装」が生まれたきっかけ】
振り袖をより多くの人に着てもらいたい。魅力を広めたい。
発案者の村井さんによれば、そういった想いが高まった結果行きついたのが「ザ・オリエンタル和装」というアイデア、とのこと。
「オリエンタル和装のテーマは、『受け継ぐ』です。アメリカ・サンタモニカの『fashionspeaks』に参加した際、14人デザイナーの中トップの評価をいただいたことでも、日本の着物が持つ力を実感しました」
【振袖がもっと好きになる】
細部にまでこだわり、その場がパッと華やぐ。芸術品のような存在感を放つ振袖は、ドレスになっても、その魅力は衰えるどころか増すばかり!
振袖は、着る場面や年齢が限られてしまうため、せっかく一張羅を用意しても活用できないことも多いもの。このドレスにできるアイデアはうれしいですよね。
また、結婚式などで振袖を活用したドレスを着ると、両親や祖父母にも喜ばれそうですね。今後、結婚を控えているという方は、選択肢の1つとして考えてみてはいかがでしょうか♪
参照元:ザ・オリエンタル和装
写真提供:有限会社ビギン
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼すっばらしい発想!!!
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