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野良犬のフーディーニがアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスの海岸地区、サン・ペドロで暮らすようになってから、2年が経過しようとしていました。

警戒心が強く、動きも素早いフーディーニ。動物保護団体「Hope for Paws」がYouTubeに投稿した動画によると、これまで数多くの人々が助けようとしてきたけれど、誰も捕まえることができないでいたのだそうです。

数カ月間ものあいだ餌をやっていた警備員さんでさえも、触れることすらできなかったみたい。

【救助までにかかった時間は3日】

救助を依頼された「Hope for Paws」が行動を開始した1日目。ゲージを設置しワナを仕掛けますが、利口なフーディーニは決して近づこうとせず、この日は失敗に終わってしまいます。

2日目。「Hope for Paws」はドッグレスキューを専門とする団体に助けを求めました。

港にネットを張りめぐらし、エリア外へ通り抜けられないようにしたものの、フーディーニの逃げ足がとにかく早い! 雨が降り出し、フーディーニも姿を消してしまったので、この日も保護することはできませんでした。

【ようやく捕まえたーっ!】

そして3日目、ついにフーディーニは保護されます。最初は激しく暴れて抵抗していたものの、しばらくすると一気におとなしくなり、撫でさせてくれるように。さっきまでのむき出しの敵意がウソのようです。

“この人たちは安心だ” と思ったのでしょうか……犬や猫って、人間の心を敏感に察知しますものね。警備員さんもようやくフーディーニに触れることができて、とっても嬉しそう!

【幸せそうな姿を観てると涙が出ちゃう】

こうして保護されたフーディーニは綺麗に洗われ去勢手術を受けて、たちまち美犬にチェンジ。スタッフによく懐き、「Hope for Paws」に引き取られてからは “犬友達” もたくさんできたみたい。みんなに愛されていて、すごくすごく幸せそうです。

野良犬になる前、ひょっとすると人間にひどい目に遭わされていたかもしれないけれど、もう大丈夫。フーディーニ、これからは心配することなく、元気に、ハッピーに暮らしてね!

参照元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼救助されてからのフーディーニが甘えん坊で、可愛すぎて、また涙