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2月3日は節分。ここ10年ほどの間で一気に全国区となった「恵方巻」を食べる習慣ですが、さて今年はどんな恵方巻を選ぶことにしましょうかねぇ?

毎年いろんなお店が趣向を凝らした恵方巻を発売しているので、目移りしてしまいますが、私が気になるのはイオンのご当地限定恵方巻。2017年2月2日と3日の2日間のみの販売、数量限定、ご当地限定と、 “限定” が3拍子もそろっています

日本全国の都道府県にちなんだ恵方巻がずらりと並んだホームページは圧巻で、どれもめちゃくちゃ美味しそう! しかし同時に、ツッコミどころも満載なんですよこれが。

【北海道・九州・沖縄が省かれてるっ】

まず1つめのツッコミどころは、北海道、沖縄県、九州地方のご当地恵方巻は出ておらず、この地域では販売もされないという点。なぜ!? どうして!? 店舗が少ないとか!? 北海道は海鮮とかジンギスカンとかいろいろあるし、沖縄はラフテーがあるし、九州だって美味しい名物が山ほどあるというのに……。

【2つの県がセットにされてるっ】

続いて2つめは、「栃木県と群馬県」「奈良県と和歌山県」といった具合にセットになっている都道府県がある点。よりによってなにかと比べられがちな県同士をまとめちゃうというのが、なんとも皮肉う!

「奈良県と和歌山県」がしめサバや奈良漬、もろみなど個性際立つ具を選んでいるのに対し、「栃木県と群馬県」はかんぴょう・しいたけ・玉子焼きとめちゃくちゃベーシックな点も、やや気になります。いや王道は間違いなく美味しいですよ、美味しいんだけどもさ……!!

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【美味しいけど…サラダパンの具ってどうなの!?】

そのほかヒレカツを使用している愛知県の「大きな味噌ヒレカツ太巻き」と長野県の「大きなソースヒレカツ太巻き」の見た目が “完全に一致” 状態だったり、串カツ入りの兵庫県の太巻きとヒレカツ入りの岡山県の太巻きの名前が全く同じ「デミカツ太巻き」だったり、滋賀県の太巻きの中身が名物・サラダパンの具だったりと、1度ツッコミ始めたらキリがありませんっ。

予想はしていたけれど、大阪はお好み焼きをそのまま巻いちゃってるしね。京都の太巻きは、ハモと梅肉でぜいたくな感じなのに……。

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【こんなに豪華なのにプチプラです】

と、ここまでツッコミまくってしまいましたが、すべてがすべて、個性豊かで美味しそうなことは間違いありません。海の幸や山の幸をふんだんに使用しているにもかかわらず、価格が398円から1180円というリーズナブルさもイイね☆

個人的に気になるのは、かつおのタタキを大胆に巻いた高知県の「土佐巻き」と、富山県&石川県の(こちらもセット)「ぶり入り日本海海鮮恵方巻」、そして海苔ではなく油揚げで太巻きを巻いた山梨県「信田太巻(しのだふとまき)」の3つです。

あなたの心に刺さる「これぞ!」という恵方巻きはあるでしょうか。ちなみに東京のメインの具は「煮穴子」でございます。ご参考までに♪

参照元:イオン ご当地限定の恵方巻
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼もっとも高額なのは鳥取県「境港産紅ずわい入海鮮太巻き」(1180円)でした。ゴージャス!
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