バレンタインシーズンの風物詩、全国各地で開催されるチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」。東京では、本日2017年2月2日から2月5日まで有楽町の東京国際フォーラムで開催中です。
さて、初日に行って会場に入るだけでも超大変だったのですが、会場内には70ものブランドが……。正直、素人目には違いがよく分かりません……。
どうせ死ぬほど並んで入るなら、めったに買えないものをゲットしたいところ。注目ブランドやイートインの紹介、いきますよ〜!
【チェックするならレアブランド】
東京会場はA~Eまでの5エリアに分かれています。
BエリアとCエリアに、海外ブランドや初上陸ブランドなどのレアものが集まっています。初日に特に並んでいて、注目度が高かったのはこの5ブランド!
・パティシエ エス コヤマ(兵庫)
・クリスティーヌ・フェルベール(フランス)
・フィリップ・ベル(フランス)
・ニコラ・ベルナルデ(初出展)
・ベロ&アンジェリ(初出展)
パティシエ エス コヤマは、2016年にC.C.C.というチョココンテストで金賞を受賞した国内ブランド。兵庫県の三田市にしか店舗がないことや、マツコ・デラックスの番組で醤油入りのボンボンが絶賛されたせいか、最後尾がいったいどこにあるのかすら分からないほどの大行列でした。人が多すぎて、ブースの写真すら撮れずじまい……。
ちなみに、初出展のニコラ・ベルナルデは、開場10分ほどで売り切れたアイテムがあったという情報も……。何時から並んでたら買えたんでしょうか。
【会場限定イートインメニューを食べるべし】
せっかく会場に足を運ぶなら、会場限定のイートインメニューも外せません!
今回私は、セバスチャン・ブイエの「B.B.B.」というスイーツと、トーキョーチョコレートの「カカオパルプスムージー」を食べてきました。
まず「B.B.B.」は、ショコラ風味のブリオッシュに、濃厚なショコラクリームとサクサクしたジャンドゥーヤ風味の生地がサンドされています。
ケーキではなくブリオッシュ生地なので、見た目より甘さは控えめです。上にかかってるカカオニブや、サクサクしたクッキー生地が香ばしいです。
「カカオパルプスムージー」は、カカオ豆を包んでいる白い果肉部分の「カカオパルプ」を使ったスムージー。
ライチのような独特の風味があるということで、爽やかな酸味とトッピングの赤いフィンガーライムのプチプチした食感が楽しい一杯でした。チョコだらけで、人混みのすごい会場の中でこのさわやかさは貴重です♪
ちなみに、イートインコーナーには、温かいお茶を水筒に入れて持ってきているマダムがたくさんいらしゃいました。たしかに、水もないし、口の中が甘くなってきて、たくさんは食べられない……。歴戦のみなさんの知恵は真似したいですね!
【並ばず買える! 個人的オススメブランド】
さて、どのブランドも長蛇の列というわけではなく、中には並ばずに買えるブランドもありました。
その中から、甘いものが好きな私がオススメしたいブランドを、2つ紹介しますね。
・イタリア「グイド・ゴビーノ」
「グイドサーレ」という、オリーブオイルと岩塩入りのチョコは、試食でもらって、その味が忘れられず購入しました。シンプルだけど実力派。いかにも伊達男なイケメンたちが試食を配りまくってます。
・フランス「スクレ ドゥ カカオ」
女性ショコラティエのブランドで、フルーツやハーブを使ったガーリーで繊細なボンボンがそろっています。白いパッケージの中に、花やフルーツの絵が描かれたチョコが並んでいて、かわいいです。毎年めちゃくちゃ並んでいる「ベルナシオン」という人気ブランドから独立した方なんだそう。
【事前の準備をしっかりと】
東京でのサロン・デュ・ショコラの開催は今週末まで。土日はかなりの混雑が予想されます。
先ほど公開した達人の必勝テクニックなどを参考に、事前の準備をしっかりして、戦場におもむくような気持ちで向かうのをオススメいたします……。
みなさまに、素敵なショコラとの出会いがありますように。
参考リンク:サロン・デュ・ショコラ
執筆・撮影=御花畑マリコ (c)Pouch
▼毎年人気のオリビエ・ヴィダル。天才の呼び声も高いそうな……
▼初上陸のトーマス・ミュラー。宇宙みたいなチョコは早々と完売
▼パティスリー ル・ポミエには、りんごそっくりのチョコが!
▼キュートな缶入りのテオブロマの「ミニキャビア」。友達同士でシェアしても◎
▼アメディのビーントゥ・バーは一風変わった風味のものも
▼タイチロウ モリナガには、なつかしの「ハイクラウン」のセットも
▼メゾン ショーダンのトランプ風タブレット。カカオニブやキャラメルなどが入ってるそう
▼ブボ バルセロナの「ブレイクマイ・ハート」。赤いハートのチョコをハンマーで割ると、中からハートのボンボンが! 初日は午前で完売でした
▼ベトナムのマルゥ。ベトナム産のカカオにこだわっているそう。パッケージが華やか
▼明治の「THE CHOCOLATE」から幻のホワイトカカオを使った逸品が。長い列ができてました
▼ショコラティエが購入したチョコにサインを入れてくれます
コメントをどうぞ