女性向けファッション誌などにたまに書かれている、「ちょっとしたパーティー」という記載。SNSなどで見かけるキラキラOLもよく、「今日はちょっとしたパーティーでーす♪」などとつぶやいています。

ちょっとした……パーティー……? それって「仲間とわいわいやるホームパーティー」程度の認識でいいの? それなら何べんも行ったことあるけど……。

しかし雑誌やつぶやきをよく読むと、「ちょっとしたパーティー」とは、どうやらそういったカジュアルなパーティーのことを指すわけではない模様。詳しく知るために、港区六本木で働くリアル・キラキラOLのMちゃん(24)に話を聞いてみましたよ。

【キラキラOLが語る「ちょっとしたパーティー」の正体】

Q. そもそも「ちょっとしたパーティー」ってなに? ぶっちゃけ、本当に存在するものなの?
A. 「存在します(笑)。毎日のように開かれていますよ。わたしはゲストパーティーやアフターパーティー、企業の新作発表会なんかを『ちょっとしたパーティー』と呼んでいます。開催場所はタワーマンションや外資系ホテル、クルーザーとか屋形船なんかが多いかな」

Q. ドレスコードとか、あるの?
A. 「んー、ほとんどはスマートカジュアルでOKですね。でもアフターパーティーなんかだと、ドレス指定があります。あと、舞踏会にもドレスコードがありますね」

Q. 舞踏会……ですと!? そんなの、おとぎ話でしかきいたことないんですけど……!!!
A. 「それが実際にあるんですよ~。舞踏会ではワルツを踊ったりするの。場所は東京の洋館です。ただ、わたしは参加したことないんですけどね(笑)」

Q. ほ、ほお〜。「ちょっとしたパーティー」にはどんな人が参加しているの?
A. 「ちょっとゲスな話になるのですが……玉の輿希望の女性と、金を武器にして美女をはべらせたい男の人が多いですね(笑)。そういったパーティーに呼ばれるのは若く美しく華やかな女性や、そういった美女を集められる女性。そして有益な情報を持っている女性ですね」

Mちゃん、最後の話、ホントにゲスだね! 生々しくって伏字にしようか迷っちゃったじゃないの! なかなか聞けない貴重なお話を聞かせてくれて、ありがとうね~!!

【かつて話に聞いたアレも「ちょっとしたパーティー」だったのかも!】

今回の話に出てきたような会合を「ちょっとしたパーティー」と呼ぶのなら……思い返せば20代前半のころ、当時モデルをしていた女友達から似たような話を聞いたことがありました。場に華を添える存在として、パーティーに出席。ただ楽しんでいるだけでお給料がもらえるとかなんとか……。

モデルの友達いわく、そういったパーティーは積極的に行くとのこと。気になったのはその後に付け加えられた一言で、「ただし “ヤバい” のもあるから、そういうのはなるべく行かないようにしている」。 “ヤバい” パーティーの内容について詳しく聞いてみたところ、その全貌はMちゃんが話してくれたもの以上に、もっともーーーっとゲスなものでした。

だからここでは詳しく話せないけれど……まあ、ごくごくフツーの生活をしている人にはそうそう縁のない話ですよねっ。しかしながらすぐそこに確かに実在している。それが「ちょっとしたパーティー」の正体なのでありました。ご参考までに☆

取材・執筆=田端あんじ / 画像=Pouch (c)Pouch