ゆでるまでは簡単なのに、殻と薄皮をキレイにむくのが意外と難しい、ゆで卵。それゆえ巷にはゆで卵をつるっとむく裏ワザが溢れているけれど、どれが本当に効果的なのかイマイチわからないですよね。
そんな人のために、ポーチではこれまで、卵の殻をつるっとむくための裏ワザを検証してきました。
そしてこのたび、「ゆでる時にレモンを入れると、薄皮までつるりんとむける」との新情報をキャッチしたのであります。これ、マジなやつかな? 今回はこの「レモンでゆで卵」ワザ、しっかり検証してみたいと思います。
【レモンの輪切りを入れて実験】
室温で戻した卵の方が、冷蔵庫で冷えひえになった卵よりもうまくむける気がするので(※私の経験上)、今回の実験には室温に戻した卵を使います。
方法:レモンの輪切りを熱湯に加え、卵を投入。半熟状なら6分間、固ゆでなら8分間ほど、好みのかたさになるまでゆでる。冷水にとり、5分ほど経ったらむく。
結果:白身が崩れることなく、薄皮までキレイにむけた! が、ちょっと手こずりました。レモンなしでゆでるよりもキレイに仕上がるものの、殻にヒビを入れてからむくまでに30秒ほどかかってしまう結果に。
【レモン果汁で実験】
じゃあ、レモン果汁を使ったらどうかしら? ひょっとして、こっちの方がむきやすかったりして? 輪切りのときと同じように実験してみます。
方法:レモン果汁大さじ1を熱湯に加え、卵を好みのかたさになるまでゆでる。冷水にとり、5分ほど経ったらむく。
結果:こ、こ、これはスゴイ!! 殻にヒビを入れただけで、薄皮までつるんとむけちゃいました。所要時間10秒。レモンの輪切りよりも、果汁の方が効果的だということが判明しましたよ。これは最強!! みんな、ぜひやってみて!
【卵とレモンの化学反応!?】
レモン果汁を入れてゆでた卵、実は殻にも変化がありました。なんと、もともと茶色の殻がまだら模様に!! カルシウムと酸の化学反応とか、なのでしょうか? 詳しい人がいらっしゃいましたら、教えてくださいませ!
「卵をゆでるときには、レモン果汁」、みんなも覚えておいてね☆
※おまけのゆで卵まめ知識……鮮度が高い卵より、賞味期限が迫った卵のほうが、より美しいゆで卵に仕上がりますよ。
実験・撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch
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