今や女性の間ではメジャー級の脱毛法、ブラジリアンワックス。温めたワックスを肌に塗ってはがすだけで、毛はもちろん角質まで一気に取れてツルツルになるこの施術、数年前からわたしも常連。初回こそ痛みに身もだえるものの、次第に慣れてきて、あの刺激が爽快になってくるんですよね♪

このブラジリアンワックスが、現在一部の男性の間でじわじわ流行ってきている模様。アンダーヘア(VIOゾーン)を永久脱毛した女性のことを “ハイジニーナ” と呼びますが、これにちなんで同様に処理している男性のことを “ハイジ男子” と呼ぶのだそう。

2017年10月21日に日本テレビ系番組『マツコ会議』でも取り上げられ、男性客層のメインは30代から40代の普通のサラリーマンとのことでした。

【「ハイジ男子」にザワめくツイッターの人々】

そんなハイジ男子を取り上げた『マツコ会議』はまたたく間に話題となって、ツイッターにもコメントが殺到。

「言葉の意味を知って衝撃」「ペーターみたいな感じの木こり族しか思い浮かばなかった」と戸惑う声、一方で「うちの旦那は脱毛してる」「世の中の男性はみんなハイジ男子になってくれ」といった肯定的な声もありました。

男性からも「僕も目指そうとけっこう真剣に考えてます」という意見が挙がっていて、抱く印象は人によってさまざまなようです。

【個人的には「ハイジ男子」アリだと思います~】

わたしの経験上、ブラジリアンワックスについて話すと「やりたい!」と前のめりになる男友達も少なくなかったので、増加傾向にあるというのは納得できます。毛がないことの快適さを身をもって知っている身としては、「興味がある人はやってみればいい!」と思いますよ~。清潔感もあるし、ハイジ男性、大いにアリです♪

【編集部は「してほしくない」派が優勢?】

しかし Pouch 編集部の面々に「ハイジ男子をどう思うか」尋ねてみたところ、肯定的な意見は少なめでした。

「しなくていいけど、職業的に仕方ないならいいかなって思う」「毛深いのがコンプレックスだったらやればいいって思う」といった、「やらざるをえないならやればいいけど、ホントはしてほしくない」派。

そして「毛深い男性が好きだからしないでほしいよ」という、正直すぎる声。さらには「男性が脱毛するとなると、女性の脱毛意識をさらに高めなくてはいけないのであんまりやらないで!」という悲痛な叫びも。まあ、男性の脱毛文化がさほど浸透してこなかった日本においては、こういった意見が出てくるのも仕方のないことなのかもしれませんねぇ……。

【銭湯好き「ハイジ男子を見かけたことはない」】

ちなみに、銭湯にほぼ毎日行くという編集部男性に「VIOの毛を脱毛している人を見かけたことがあるか」と尋ねてみたところ、「見たことがない。たぶん、いないと思う」という答えが返ってまいりました。

わたしの周囲にも、知っているかぎり、ハイジ男子は1人もいません。流行っているとはいえ、女性の脱毛法のようにメジャー級な存在になるまでには、まだまだ時間が必要なのかもしれませんね……!

参照元:マツコ会議YouTubeTwitter検索 ハイジ男子
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼VIOのOはさほど痛くないのですが、VやIはなかなかの激痛を伴います(でもクセになる!)