旅行で楽しみたいものといえば、やっぱり「グルメ」! でも海外は、なかなか行けない。ましてや世界一周なんて無理……。だけど料理だったら、世界一周できちゃうかも?
12月16日に発売された「全196カ国 おうちで作れる世界のレシピ」は、著者であるシェフの本山尚義さんが、世界を旅しながら現地のキッチンで習ったり、日本で暮らす外国人に教わったりした、世界の196カ国の料理を紹介するレシピ本。
世界の料理なんて難しそう……と思うかもしれませんが、そのほとんどが日本のスーパーで買える食材や、調味料を使って家庭でつくれるんだって。これなら料理で世界一周も夢じゃないっ。世界中のおいしいものを食べ尽くすことができそうです!
【「旅するシェフ」渾身のレシピ本】
本山さんはフレンチの修行をしたあと、ホテルの料理長を務めて、27歳のときに訪れたインドでスパイスの魅力に出会って世界の料理に目覚めたそう。それ以来、世界を巡りながら料理を教わる「旅するシェフ」になったそうです。帰国後はレストランを経営するなど、30数年の料理人人生の結果、196カ国の料理をつくれるようになったのだとか。
それをまとめたのが今回のレシピ本。掲載されているレシピは、現地や日本で暮らす外国人、時には各国大使館を通して本山さんが学んだもので、制作期間丸1年の大作だそうです。
【各国の簡単レシピをわかりやすく紹介!】
中身をのぞいてみると、例えば、カスピ海の西にある「アルメニア」からは、薄くのばした鶏肉でバターライスを巻いてオープンで焼き上げた「アミチュ」というお料理。鶏肉の油と旨みをごはんが吸い取って、おいしいのだとか! これなら私もつくれそう。
また、東ヨーロッパにある「モルドバ」からは、ジャガイモやゆで卵を細かく刻んで、ミルフィーユみたいに型に重ねてつくるポテトサラダ「シュバ」。
ひなまつりのお寿司のようにも見えますが、色もきれいでおしゃれ~。パーティー料理としてもよさそう。
「南アフリカ」は、ドライフルーツを混ぜたひき肉を容器に詰めて焼き上げる「ボボティー」。あふれる肉汁が最高のソースになっておいしいんだそうですよ。手間いらずなのもうれしいポイントですね。
このほか、キプロスからは「地中海のイカめし」、イギリスからは「羊飼いのパイ」、イランからは「ミートボールのヨーグルト煮込み」など、つくってみたくなるメニューがいっぱいです!
【発売前からネット上で話題に】
ご紹介した「全196カ国おうちで作れる世界のレシピ」は、定価1600円(税別)で発売中。
ネット上では「写真見てるだけでお腹空いてくるー! フォト飯テロやな」「どれも美味しそうすぎる。お母さんにこの本プレゼントして作ってもらいたい」「写真を全部見て食欲爆発! 異国っぽい料理が超食べたい」など、かなり注目されていたそう。Amazonでは発売前から予約が殺到して、異例の発売前重版となったそうですよ。
「旅先で食べたあの料理を自分でつくってみたい!」「いつもの料理に飽きてきた」「今度のパーティーでみんなを喜ばせたい!」など、気になる人はぜひ手にとって、食の世界旅行に出かけましょ!
参照元:プレスリリース、ライツ社 「全196カ国 おうちで作れる世界のレシピ」
執筆=シナモン (c)Pouch
▼見ているとお腹が空きます
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