秋が深まってきて、旬の食材がちらほら出てきて、お料理でもしたいな〜と思う今日この頃。新しいレシピ本を探している人もいるのではないでしょうか。

そんなときにぜひチェックしておきたいのが、「レシピ本大賞」。

総エントリー数150点の中から栄えある対象に選ばれたのは、斬新すぎる “あの本” でした……!!!

【レシピ本大賞って?】

今年2021年で第8回を迎えた「料理レシピ本大賞in Japan」。

「料理レシピ本の書籍としての指標を示し、魅力をアピールし、その価値を広く浸透させること」を目的として創設された本大賞で、9月7日から全国の書店でフェアを開催しています。

【なかなかできない「お料理体験」ができそう】

大接戦だったという今回、料理部門の大賞に輝いたのは、以前Pouchでもご紹介した……滝沢カレンさん著『カレンの台所』(サンクチュアリ出版)!

「スーパーを陣取る豚肉をまずは仲間にします。」
「生姜の香りに楽しめるくらいでやめてくださいね。」

など、発売当時「材料の詳しい分量が一切書いていない」ことで話題になった、あの伝説の本が大賞を受賞しました~!

収録されているのは、カレンさんのインスタグラムで紹介されている「物語のような独特な表現のレシピ」。

今回のレシピ本大賞でも「誰も体験したことのない新感覚のレシピ」と紹介されていますが、まさしくこのとおり。前代未聞のお料理体験をしたい人は要チェックですっ。

【おしゃれに節約したい人はこの1冊!】

続く準大賞に輝いたのは、人気料理インスタグラマー・りなてぃさん著『りなてぃの一週間3500円献立』(宝島社)。

カンタンでおしゃれで満足度が高いのに、7日間3500円の予算で献立が立てられる、日々のご飯の参考にするにはもってこいのレシピ本です。

そのほかの入賞作品は次のとおりです。

入賞・プロの選んだレシピ賞『基本調味料で作る体にいいスープ』(齋藤菜々子 著 / 主婦と生活社)
入賞『syunkonカフェごはん7 この材料とこの手間で「うそやん」というほどおいしいレシピ』(山本ゆり 著 / 宝島社)
入賞『野菜はスープとみそ汁でとればいい』(倉橋利江 著 / 新星出版社)
入賞『自炊。何にしようか』(高山なおみ 著 / 朝日新聞出版)

【そのほかの部門賞もチェック☆】

ちなみに、レシピ本大賞には、料理部門のほか「ジャンル賞」と「お菓子部門」が設けられています。

<ジャンル賞>
こどもの本賞『料理はすごい!』(柴田書店 編 / 柴田書店)
エッセイ賞『syunkon日記 おしゃべりな人見知り』(山本ゆり 著 / 扶桑社)
コミック賞『眠れぬ夜はケーキを焼いて 』(午後 著 / KADOKAWA)

<お菓子部門>
大賞『もっと!魔法のてぬきおやつ』(てぬキッチン 著 / ワニブックス)
準大賞『世界のおやつ おうちで作れるレシピ100』(鈴木文 著 / パイ インターナショナル)

お菓子部門大賞の『もっと!魔法のてぬきおやつ』の著者・てぬキッチンさんは “てぬき料理研究家” 。

今回の本も、「材料2つから」「オーブン不使用」とかなりハードルが低くなっているので、「経験不足だけどお菓子作りに挑戦したい!」という人のファーストステップにピッタリでは。

レシピ本大賞を参考に、秋のお料理を楽しんでください♪

参照元:料理レシピ本大賞in Japanプレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch