古くから日本で親しまれている遊びといえば、かるた(百人一首)。絵札を使った「坊主めくり」で遊んだことがある方も少なくないはずです。

今回紹介するのは、そのかるたを切り絵で作って楽しめる本!

2018年1月17日に誠文堂新光社から発売される『切り絵でつくる百人一首』(税抜き1600円)は、江戸時代の画家・尾崎光琳が描いた「光琳かるた」を元に、切り絵をしたり、歌を覚えたりできるもの。

「光琳かるた」は小倉百人一首の中でもっとも豪華で華麗な作品と言われており、その風雅な世界観にどっぷりと浸ることができるのも、大きな魅力なのではないでしょうか。

【さまざまな「切り絵」に挑戦してみて】

この本では小野小町や在原業平、紫式部、清少納言など「歌人の姿切り絵、歌の内容をテーマにした「情景切り絵」、取り札をつくる「歌の文字切り」をつくることができます。

すべて型紙付きのほか、基本の切り方や色・柄の入れ方、複雑な柄を仕上げるポイントなど、手順がきちんと説明されているため、不器用さんでも安心して挑めそうなんです♪

【改めて「百人一首」の魅力に触れる】

歌ごとの詳しい意味や、そこに込められた想い、背景や観賞のポイント、さらには歌人のプロフィールなどわかりやすい解説もついているとのこと。

切り絵を作って遊んだり、ページをめくるだけでも、楽しく「百人一首」の知識を深めていけそうです。

【いろんな角度から楽しめる1冊です】

読み物や鑑賞、切り絵キットとしてはもちろんのこと、ミニ読み札も付いてくるので「かるた遊び」も楽しめちゃう! 1冊で何度でも美味しいこの本の力を借りて、「百人一首」の世界を旅してみてはいかがでしょうか。

参照元:プレスリリース
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼切り絵をする間は無心になれそう…