小学校や中学校の冬休みの宿題でよく出される「百人一首」。せっかくなら、子どもたちには楽しみながら覚えてほしいものです♪

ご紹介するのは、教科書の会社として知られる光村図書が自社のウェブサイトに公開した「冬休み! 百人一首とあそぼう」なる “保護者向け” のコンテンツ

百人一首の魅力やおすすめの遊び方などが紹介されていて、子どもたちが自然と興味を持てるヒントが見つかりそうですよ。

【百人一首、どう覚える?】

ウェブサイト「冬休み! 百人一首とあそぼう」では、2023年「小倉百人一首競技かるた」のクイーン戦で3連覇を果たした山添百合先生(洛南高等学校教諭)が百人一首の魅力や遊び方について詳しく解説しています。

中でも、ぜひ自分の子どもにも試したいと思ったのが、百人一首になじみのない人におすすめの親しみ方。

そのひとつが「まずは自分だけの一首を見つける」というものです。たとえば子どもの名前が「サキ」であれば、

「寂しさに宿を立ち出でてながむればいづこも同じ秋の夕暮れ」(良暹法師)

という歌を覚えてみる。自分の名前の頭文字が最初に出てくる歌であれば、小さい子でも親しみを感じられそうです♪

ほかには、「衣干すてふ(ころもほすちょう)」や「神のまにまに」など音や文字が面白い歌を見つけてみるのもひとつの方法だそう。たしかに古語の響きにはユニークなものも多くて、頭に残りやすいですよね。

【かるた遊びを楽しもう!】

また、百人一首といえばかるたとしての楽しみ方も。そこには、ほかにもいろいろな遊び方があるようです。

参加者は札の周りに自由に座ってよい「散らし取り」や、チームで競う「源平合戦」。そして札に描かれている人物に応じて札をやり取りする「坊主めくり」だって立派なかるた遊びです。

なんたってかるたの良いところは、老若男女問わずみんなで遊べるところ。家族で百人一首かるたをすることで、子どもたちも抵抗感なく百人一首の世界になじめるかもしれませんよ!

【古典に親しむきっかけに♪】

このほか同サイトでは百人一首に親しむ手助けとなる動画やアプリも紹介されていたりと、非常に濃い内容の特集となっています。

「子どもにどうやって百人一首に興味を持ってもらおうかな?」と感じている親にとっては、きっと役に立つのではないでしょうか。気になった方はぜひ参照元からご覧になってみてください♪

参照元:プレスリリース光村図書「冬休み! 百人一首とあそぼう」
執筆:鷺ノ宮やよい