この世は、ありとあらゆる書体(フォント)であふれています。同じ文章でも、フォントを変えるとイメージがガラッと違って見えますし、調べてみると奥が深いものなんですよね。

そんなフォントに焦点を当てた「フォントかるた」が発売されたのは、2017年2月のこと。「フォント名を詠みあげて、そのフォントの札を取る」という大変マニアックなアプローチが、一部の層のハートにミラクルヒット。また同時に「難しすぎる」と話題になっていたようなんです。

【これは…明らかに「無理ゲー」なやつ~~~!!】

「フォントかるた」では、馴染みのあるフォントから、ちょっとユニークなフォントまで、48種類のフォントをフィーチャー。

取り札はそれぞれ違うフォントが使われていて、文言はすべて「愛のあるユニークで豊かな書体。」 読み札にはフォント名と解説、そして見本が印字されています。

通常のかるたでいうと、絵が描いてある方の「取り札」が字だけになってる! 遊ぶときにはフォント名や解説を読み上げて、取り札の文字からそれを見分ける、という仕組みです。

よほどのフォント好きでないと太刀打ちできないと思われる「フォントかるた」ですが、このたび「フォントかるた」の制作チームが、難易度「鬼」レベルのかるたを生み出してしまったというから、マジ卍~!

【難易度「鬼」レベルのかるたが新登場!】

従来の「基本セット」に加えて新たに登場したのは、「拡張パック 白」「拡張パック 黒」の2種類。

どちらも「基本セット」に追加して遊ぶことができるのですが、その難しさはこれまでとは桁違い。だって……どの札も、一見しただけでは全く同じに見えるんですもの。

【ゲットして、お正月に遊ぼう☆】

しかし目を凝らしてよ~く見比べていくと、かなと漢字の大きさのバランスや、文字のフトコロ(余白)の大きさ起筆や終筆の形の違いなどが徐々にわかってくるみたい。

同じものはひとつとしてないので、これで何度も何度も遊べば、パッと見ただけで「ここが違う!」とわかるようになるかもしれません。

そういったレベルまで到達できたら、晴れて変態の仲間入り(ほめ言葉ですよ!)。お正月も近いことですし、勉強もかねて、みんなで遊んでみてはいかがでしょうか。

参照元:ニュースリリースフォントかるた
執筆=田端あんじ (c)Pouch