東京・赤羽は、酒のみにとっての聖地とも呼ぶべき場所。1000円でベロベロに酔える “センベロ店” の宝庫で、冬の時期は特に “”おでん屋” さんが人気を集めています。
赤羽駅前の飲食店街にある “おでん屋” には、燗をしたカップ酒の容器におでん汁と少量の一味唐辛子を入れた「出汁割り」というメニューがあるんです。
このたびクラウドファンディングサイト「Makuake」に登場したのは、この「出汁割り」をヒントにした商品「出汁割り酒」。
【一般発売の予定はないんだって!】
出汁の中でも高級品と言われるトビウオの煮干しから抽出した “あご出汁” と高品質な “純米酒” を使用し、あとは水を加えただけ。
シンプルながらも材料にこだわった「熱燗専用酒」を製品化するプロジェクトで、一般発売の予定はないという超レア品なんですよね……!
【アルコール度数は日本酒の約半分】
「出汁割り酒」は、酒税法の分類では、日本酒ではなくリキュールに該当するそう。株式会社南部美人はリキュールの製造免許を有しており、純米酒にはこちらの会社が製造している「南部美人」特別純米酒を使用しています。
あご出汁には、広島県の二反田醤油が製造している「だし道楽 焼きあご入り」を使用。アルコール度数は日本酒の約半分にあたる8度と低めなので、お酒が弱い方でも、比較的挑戦しやすいのではないでしょうか。
【注:常温や冷やして飲むには不向きです】
一足先に試飲した人たちからは、「おいしい」という感想のほか、「すいすい飲める」「酒と出汁のバランスが良い」「つまみが要らない酒」といった声があがっていたようで、つまみがいらない酒とは言い得て妙!
出汁の旨味と日本酒の旨味がドッキングした「出汁割り酒」の味は、きっと “旨味のかたまり” 。ちなみに熱燗専用のお酒なので、常温や冷やして飲むには不向きとのこと。お燗の温度が低いと旨味を引き出しにくくなるそうなので、飲むときには注意が必要です。
【70度の「飛び切り燗」で飲むのがおススメらしい】
最適な飲み方は、70度程度の温度にして飲む「飛び切り燗」。湯煎の場合は、徳利を入れた鍋のお湯が沸騰した後、中火で約30秒。電子レンジの場合は、500Wのレンジに徳利を入れて、90~100秒で取出せば完成します。思ったより、簡単にできあがるでしょう?
熱燗にした後は一味唐辛子を少し加えると、さらに美味しく、見た目にも華やかになるそうです。
目標金額達成の有無にかかわらず売買契約が成立するプロジェクトの支援コースは、4000円から。唯一無二の味を自分の舌で確かめたい!というみなさんは、さっそくチェックしてみてはいかがでしょうか。
参照元:Makuake
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼一味を入れると、見た目もちょっぴり華やかに!
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