ニュージーランド育ちで現在はアメリカNYブルックリンで暮らしているという男性、ジョセフ・ハーシャー(Joseph Herscher)さんは、筋金入りの発明家。

生まれて初めて作品を手がけたのはなんと5歳のとき(!)だというハーシャーさんが手掛けたのは、メイン料理からデザートのサーブまでをサポートしてくれる、「The Cake Server」という名の “ピタゴラ装置” 。

YouTubeにこれを使った動画が公開されているのですが……。一寸の隙も無い見事な仕掛けの連続に、息を止めて見守ってしまうこと必至なんですっ!

【ドリンクを置いた瞬間にスタート!】

ハーシャーさん本人と思われる男性が、チキンやポテトなどのメイン料理をもぐもぐ食べているところから、動画はスタート。ふとドリンクに手を伸ばし、一口飲んでグラスを置いたその次の瞬間から、ピタゴラ装置が動き始めます。

ハーシャーさんの皿には新たなポテトが盛られ、置いたあとすぐにこぼれてしまったドリンクはホースをつたって再びグラスの中へと逆戻り

その重みによって本格始動をはじめたピタゴラ装置は、とうもろこしやバターといった食材、ろうそくの火やPC、スマートフォンといった様々な道具。さらには赤ちゃん(!)までをもうまく利用しながら、どんどん先へと進んでいくんです。

【無事にケーキはサーブされる? 終始ヒヤヒヤします】

動画にはヒヤヒヤしちゃうシーンもバンバン出てきて、たとえばPCがガシャーン!と床に落下するところでは(これもピタゴラ装置の一部です)、ついつい「ぎゃー!」と叫びそうになってしまいましたよ。

あとは植木鉢やシャンデリアがハーシャーさんに向かって飛んできたり、でっかい車輪がこれまたハーシャーさんに向かって転がってきたりする場面にもドッキドキ。特にシャンデリアが飛んでくるくだりは、頭にガツーン!と激突しないかどうか、そればっかりが気になっちゃいました。

そして、最後にようやく、ハーシャーさんのお皿にはデザートのケーキが載せられるのでした。

【ネットでも評判に】

パーフェクトすぎてぐうの音も出ない見事なピタゴラ装置に、視聴者は拍手喝采。再生回数は83万2000超にもおよび、以下、たくさんの称賛コメントが寄せられています。

「天才か」
「これまでの作品のなかで1番! ゆくゆくは、もっと長いバージョンも観たいです」
「ケーキ食べるためにPC壊しとる」
「2つめのハンマーのくだりで死んだ」
「バターのトリックが最高」
「ジュースをリサイクルしたとこがよかった」
「傑作」

【完成まで要した時間は3カ月】

動画では色んなことが起こるのだけど、まったく動じずにご飯を食べ続けるハーシャーさんもスゴイから、ぜひそこにも注目してみてほしい~!

完成まで3カ月かかったという「The Cake Server」。かなり攻めてるピタゴラ装置の全貌を、それではさっそくご覧になってみてください。

参照元:Youtube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼最後の最後まで観てくださいね(かわいいシーンがあるので)