2018年6月18日午前7時58分に発生した、大阪北部地震。

気象庁の発表によれば、揺れの強かった地域では地震発生から1週間程度、特に今後2~3日ほどは、規模の大きな地震が発生する可能性があるとのこと。

だけどもし地震がおきたとき、お風呂にいたら、エレベーターにいたら、外出先にいたら……!

避難訓練でもあまり習ったことのない、特殊なシチュエーションでの地震対策、今いちど確認しておきましょう。

【家にいるときに地震が発生したら】

家の中で地震に遭遇した場合として、「政府広報オンライン」には「落下物から身を守るために座布団などで頭を保護し、慌てて外に飛び出さないように」といったアドバイスが書かれています。

一方「消防庁 地震防災マニュアル」には、寝室・台所・お風呂と、場所別にアドバイスが書かれています。

特に注目したのは無防備な状態になっている “お風呂” で、「揺れを感じたらまずドアを開けて逃げ道を確保」「タイルや鏡などが落ちてくる可能性があるので注意」「風呂のふたなどをかぶり頭部を守る」といった注意喚起がなされているんです。

【外出先で地震が発生したら】

外出先で地震に遭遇したとき参考にしたいのは、「東京都防災ホームぺージ」のウェブサイト。特に注目したいのは遭遇しがちな2つのシチュエーション、「繁華街」と「エレベーター内」についての項目です。

繁華街では、頭をカバンなどで守りつつ、公園など広い場所か耐震性の高い比較的新しい鉄筋コンクリートのビルへ逃げること。

そしてエレベーター内では、揺れを感じたらすぐ、行先階のボタンをすべて押して最初に停止した階で降りること。閉じ込められた場合は、エレベーターの中の状況をインターホンで通報することが、大切なようです。

各サイトによってさまざまな情報が載せられているので、一度目を通しておくといいかもしれません。

参照元:政府広報オンライン[1][2]消防庁 地震防災マニュアル東京都防災ホームぺージ気象庁
画像:ぱくたそ
執筆=田端あんじ (c)Pouch