犬はどんな犬種であろうとも例外なく可愛いものですが、最近だと、どんな犬種が人気なのでしょうかね?

というわけで今回注目したのは、ペット保険のアニコム損害保険株式会社が発表した最新の「人気犬種ランキング」

各社の2017年の契約件数から算出したというこちらのランキングで見事1位を獲得したのは「トイ・プードル」で、21.1%という非常に高い支持率を叩き出していました。

【なぜこんなにも「トイプー」が人気なのか】

“リアルぬいぐるみ” とも言われるトイ・プードルは、今回の1位で、なんと2010年から続く堂々の10連覇を達成。

容姿の可愛さだけでなく「物覚えがよく賢い」「被毛が抜けにくい」「体臭が少ない」といった “一緒に生活がしやすい” という観点からも、人気を集めているようなんです。

【2位以下の結果は?】

なお2位以下のランキング結果は、次のとおり。

2位 チワワ(15.8 %)
3位 MIX犬*体重10kg未満(12.2 %)
4位 柴犬(8.4 %)
5位 ミニチュア・ダックスフンド(6.2 %)
6位 ポメラニアン(5.4 %)
7位 ミニチュア・シュナウザー(3.3 %)
8位 ヨークシャー・テリア(2.9 %)
9位シー・ズー(2.4 %)
10位 フレンチ・ブルドッグ(2.3 %)

実は今回のランキング結果は、前年に発表された順位とほぼ同じ。10位のフレンチ・ブルドッグだけ前年11位だっただけで、あとは全く変わっていないんです。

言われてみれば、どの犬種も、街中はもちろんSNSでもよく見かけるものばかり。1位のトイ・プードルだけでなく、10位以内にランクインしたすべての犬種が、不動の人気を誇っているといっても過言ではないのではないでしょうか。

【小型のMIX犬が人気の理由とは】

そしてご覧になっていただければわかるとおり、全体の半数を占めているのが “小型犬”

特に目をひくのは3位の「MIX犬」の存在で、人気の秘密は、可愛いだけでなく個性的な外見を持っているところ。雑種ではなく、「チワプー(チワワ×トイ・プードル)」や「マルチー(マルチーズ×チワワ)」など、人気犬種同士のハーフに熱視線が注がれているようなんです。

また、「アニコム家庭どうぶつ白書」によると、全犬種のうち年間にかける診療費が最も少ない犬種がMIX犬(10kg未満)ということでした。

【今後来るのは “鼻ペチャ犬” !?】

ちなみに最近人気が急上昇しているのは、いわゆる “鼻ペチャ犬(短頭種)”

10位の「フレンチ・ブルドッグ」をはじめ、パグやペキニーズといった特徴的な顔立ちの子たちがモテ傾向にあるそうですよ。特にパグはじわじわランクを上げていっているようなので、1位になる日もそう遠くはないかも!?

参照元:プレスリリースアニコム損害保険株式会社
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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