毎月1のつく日(1日、11日、21日だけ)は「ステキなぼっちの日」。Pouchでは担当ライターが体を張ってぼっちの限界に挑み、ぼっちの可能性を広げるべく、世の中のさまざまな場所でぼっちでも楽しく過ごせるかどうかを誠心誠意、検証しています。

そんなわけで今回は「ぼっち火鍋」体験してまいりましたーッ! お店の名前は「回転火鍋 串串香(くしくしこう)」。そーなんです。具材が回転してるんです。

【流れる具材にワクワクが止まらない】

目的のお店「串串香」は、JR総武線・新小岩駅から徒歩1分。あっという間に到着しました。

夕方の開店直後で、お客さんはわたし1人。 “回転火鍋” とあるとおり、無人の店内で火鍋の具材がぐるぐるとカウンターを流れています……シュール!

回転するといえば寿司だと思いこんできたけど、まさかの回転する鍋の具材を目の当たりにしてワクワクが止まりません。

【スープは全部で8種類あるよ】

お店のシステムは至ってシンプル。麻辣、みそ、海鮮など8種類のスープ(各380円)から好きな味を選んだら、あとは目の前の具材(88円均一)を好きに取って食べるだけ。

わたしは海鮮スープをチョイスしました。長ネギ、クコの実などの薬味のほかコロンと牡蠣が入っていて、おトク感ある!

【好きな具材を自分でチョイス】

串串香には「基本セット」のようなものはなく、好きな具材を好きなだけ食べられるのも、ぼっち的に大きなポイントです。エビ、ホタテ、練り物、水餃子……ああ、何から食べるか迷ううぅ!

具材は、エビなら「1尾」、ボイルホタテなら「3個」と、ちょうど食べきりやすい量がひと串になっているのもぼっちにはうれしいポイント。野菜はややたっぷりめ。

【本格的な薬味だれコーナーにテンション上がるぅ!】

ちなみに、串串香ではつけだれをセルフサービスの薬味だれ調合コーナーで作ることができます。

「ごまだれ」「豆板醤」などオーソドックスなものはもちろん、「ニラペースト」「クミンみそ」といった珍しいたれや調味料がズラリ。

どれを使おうか迷っていると、おかみさんが「これがおすすめよ」「辛いの平気?」と聞きながら、たれを調合してくれました。

そうして出来上がったのが「ごまだれ・クミンみそ・牛肉きのこみそ・豆チみそ・ネギ・パクチー」ミックス。こんなにいろいろ混ぜる発想なかったから、調合してもらえてよかった〜〜〜!

火が通った具材に、つけだれをた〜っぷりからめると……

お……おいすぃいいいいぃぃぃいぃぃぃ!!!!! このたれ、スゴい! ごまとクミンの香り、豆チの独特のコクとパクチーのさわやかさ……これはもう、本格中華の味わいですっ。

【気兼ねなくひとり鍋を堪能】

そうして鍋のおいしさにうっとりしつつも、目は流れる具材を追ってしまう……これが回転火鍋の最大の魅力かも。次は何を食べようかと、ワクワクし続けられるんです。

ぼっちなので、誰に気兼ねすることなく、食べたい具材を自分のさじ加減で好きなように食べられるのもいいんですよねえ。具材が煮立つのを待っている間にごま団子食べる、なんてこともできちゃいます。

そんなわけで、思いっきりひとり鍋を堪能しちゃいました〜〜〜!

最後に、具材をこれでもかと煮込んだスープをひとくち飲んでみたら、これまた旨味の爆弾でした。シメラーメンにしたらさぞおいしかろう……と思いつつも、この日は満腹でギブアップ。

【絶対にまた来たい…!】

会計時には、おかみさんが串をカウントしてくれます。お値段は……。スープ代380円+9串792円。1円単位は切り捨てで、計1170円でした。やっすっっ!

ぼっちでお店を訪れたら、店内は無人。どうなることかと思いましたが……おかみさんはやさしいし、火鍋はおいしすぎたし。「おひとりさま」のお客さんが男女問わずどんどんやってくるので寂しさも感じず、むしろぼっち仲間だらけでした。

いや〜、それにしても大満足。串串香、本格的な火鍋をぼっちで満喫できるお店として、パラダイス以外の何物でもなかったです。絶対にまた来る……!

孤独度:★★
エンタメ度:★★★★
オススメ度:★★★★★★★

【今回訪れたお店】
店名:回転火鍋 串串香
住所:東京都葛飾区新小岩1-46-7
営業時間:11:00~15:00 / 17:00~24:00

執筆:森本マリ
Photo:(c)Pouch

▼新小岩には、先日ご紹介したタピオカドリンク店「黄金比例」もありますよ〜!