ここ最近、なにかと話題になっていた着物。夏も本番に入り、浴衣を着る機会も増えてくると、SNSでは「#着物警察」「#浴衣警察」といったハッシュタグを見かけることがあるかもしれません。
そこで本日は、街中で出会った素敵な “着物警察” & “浴衣警察” にまつわるエピソードをご紹介! 通りすがりの見知らぬ人がきっかけとなって、着物や浴衣が大好きになったという実例です。
【ケースその1:中学時代に遭遇した「救世主」】
Pouch編集部の百村モモは、中学時代に素敵な出会いを体験したとのこと。
お祭りでもみくちゃにされながら歩いていたら、友達のお母さんが着付けてくれた浴衣の帯がほどけて大パニックに。自分では直せないし、一緒にいる友達も困ってしまって、もう帰るしかないと思ったそのとき……!
通りすがりのマダムたちがやってきて、あっという間に着付けを直してくれたそうなんです。
しかも帯を可愛くアレンジしてくれたらしく、当初の装いより魅力がアップ。さらには下駄での歩き方のコツまで教えてくれて、「かっこいい!!!!!」と感動したと話してくれました。
【ケース2:クラブに舞い降りた天使】
実はわたしも似たような体験をしておりまして、浴衣を着て友人たちとクラブへ遊びに行ったときに(浴衣ナイト的なイベントでした)、クラブのおねえさんが「着崩れてるよ~」とササッと着付けを直してくれたことがあったんです。
最後に「ほら、かわいくなった♡」と微笑んでくれた彼女に、Majiで恋する5秒前だったことを、今でもよく覚えています。
【おかげで着物を好きになれました!】
普段から着慣れていないと、少々ハードルが高く感じられる着物や浴衣。ですがこうしたハートフルな出会いを経験すると、一気に「また着たい!」という気持ちが高まる気がします。
実際にわたしも、和装で街を歩きたいという思いが強くなりましたし、いつかは着付けを直してくれたおねえさんのように振舞えるようになりたいと感じました。
着物警察&浴衣警察のみなさん、やさしく手を差し伸べてくれて、着物や浴衣を好きになる気持ちを後押ししてくれて、ありがとう!
執筆:田端あんじ
Photo:(c)Pouch
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