ロングランヒットを記録し、国内外から高い評価を得てきた片渕須直監督によるアニメ映画『この世界の片隅に』が、ついに地上波初登場 ! 2019年8月3日21時から、NHK総合で放送されることが決定しました。

女優のんさんが声優を務める “すずさん” に、また会える。しかも地上波だから、多くの人とその喜びを分かち合える……。

そんなふうに想像しただけで胸が熱くなりますし、嬉しさで気が遠くなりそうです~!

【戦時下の人々の日常を描く】

『この世界の片隅に』の舞台は、第二次世界大戦中の広島・呉。

主人公のすずさんやその周囲の人々が過ごす “なにげない日常” は、優しく、時に残酷で、胸がギュッと締め付けられます。

信じがたい現実が目の前に立ちはだかっても、歯を食いしばって立ち上がり、前を向こうとする登場人物たち。生まれた時代が違っていたら、自分もこの中の誰かであったかもしれないのだと、思わずにはいられません。

【今でも上映されてるってスゴくない!?】

映画が劇場公開されたのは2016年11月。それから2年半以上たった今でも、日本のどこかで劇場上映が続いているというのは、極めて異例といえるのではないでしょうか。

12月20日には、新たなエピソードを盛り込んだ新作『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の公開も予定されているので、予習の意味も含めてぜひご覧になってみてくださいね~!

【特集番組も必見だヨ】

ちなみに翌週の8月10日21時からは、映画にちなんだ特集番組も放送されます。

NHKスペシャル『# あちこちのすずさん~戦争中の暮らしの記憶~(仮)』と題して、視聴者から寄せられた、戦時中を懸命に暮らしていた人たちのエピソードを紹介。

『この世界の片隅に』制作のスタジオ「MAPPA」が片渕監督と新たに制作したアニメーションも使用されるらしく、こちらも見逃せませ~ん!

参照元:プレスリリース、NHKアニメワールドTwitter @konosekai_movieYouTube
執筆:田端あんじ (c)Pouch