現在、子どもを持つかどうか決めかねている人もいるかと思いますが、出産すると今度は「きょうだいを希望するか、ひとりっ子にするか?」と新たな悩みを持つ人も多いのではないでしょうか?

では、実際に子育て中のママたちは、子どもの人数や兄弟姉妹の子育てに対してどのように思っているのでしょう。「子どもは何人が希望?」「兄弟姉妹で可愛さや接し方に差は出る?」などなど……。

これらを調査した結果が発表されているので、今回はご紹介したいと思います!

【子どもは2、3人が理想だけど…】

ママ向けコミュニティサイト「ママスタジアム」で、同居の子がいるママ539名に対しておこなわれた「こそだて世代における子どもの人数や兄弟姉妹に関する調査」

まずは理想の子どもの人数について。調査結果によると「2人」(41.6%)、「3人」(40.3%)が圧倒的で、8割以上のママが「子どもは2~3人が理想(平均2.6人)」と回答しました。

しかし現実では、2018年の出生率(合計特殊出生率)は1.42と過去最低を更新。本当は2人目、3人目も欲しいけれど、ひとりっ子を希望するという人も多いようです。

私自身は子どもが2人いますが、出産前には「待機児童が多い中で無事に保育園に入れるだろうか?」「今の経済状況で子ども2人産んで、きちんとお金をかけてあげられるだろうか?」といった不安がとてもあったし、ママ友たちとの会話でもそうした話題はよくあがります。

データからは複数の子どもを希望する人も多いことがわかるだけに、そうした人たちが安心して2人目、3人目の出産、育児に臨める社会の仕組みづくりが進んでほしいと心から思います。

【子どもによって接し方に違いはある?】

さて、今回の調査では、実際にひとりっ子、複数子を育てるうえでのメリットや気をつけている点なども出ています。その中で目に留まったのが「子どもに対して、兄弟姉妹で可愛さや接し方に差があるか?」という質問。

「差はない」(37.6%)がいちばん多いのですが、「差がある」(31.9%)と答えたママも3割以上

もちろん、根本の部分では自分の子はどの子だって愛しいに決まってる。それは間違いないのですが、子どもの年齢だったり性別だったり性格で、接し方に違いが出ることは多くの家庭でもあるようです。

ちなみに、最近わが家ではきょうだい喧嘩が日に日に激しくなっているのですが、「なんで年が離れているのに同じレベルで争ってるんだ……」とどうしても上の子をたしなめがち。それで「ママは〇〇(下の子)のほうが可愛いんでしょ!」と言われるのがお決まりに……。

けっして、けーーーっして、どちらかだけを可愛がっているつもりはない! けれどそう思われてしまうって、子育てって難しいなぁと実感する日々です。複数の子を育てるうえでの大変さとして、そうした部分はたしかにあるかもしれません。

【ほかにもいろんな調査結果が出ています】

ほかにも、子育てにおける興味深いデータが出ている今回の調査。気になる方は参照元から詳しくご覧になってみてください。

ひとりっ子を育てるうえで、複数の子を育てるうえで、皆さんの励みになったり参考になったりする情報が少しでもあれば幸いです。

参照元:プレスリリース
執筆:鷺ノ宮やよい
Photo:(c)Pouch

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