NHK総合で放送中の朝の連続テレビ小説『なつぞら』で今話題になっているのが、なつ(広瀬すずさん)の生き別れの妹・千遥(ちはる)を演じる清原果耶(きよはら かや)さん。

実年齢17歳なのに「離婚間際の子どもを抱えた30代女性」を見事に演じていて、すさまじい演技力に鳥肌が止まらないのです……! 清原さんが画面に映るたびに、自然と視線が吸い寄せられてしまいます。

【初登場時から話題でした】

清原さん演じる妹・千遥が初登場したのは、2019年7月1日に放送された第14週。誰が千遥を演じるのか事前に告知がなく、異例の劇中発表となり大きな注目を集めました。

千遥はこのとき、なつの育った北海道・十勝を訪れているのですが、なつが到着する前に姿を消してしまいます。その理由は、千遥が置かれていた環境と大きく関係していました。

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【千遥がなつに会わなかった理由】

5歳のとき、兄や姉と離れひとりだけ親戚の家に預けられた千遥。親戚の家で虐げられ、東京に家出します。そこで置屋の女将さんに拾われて養女となり、芸者見習いとして働いていました。

そんなある日、千遥に結婚を申しこむ男性が現れます。男性は家柄がよく、結婚するために千遥は戦争孤児だった過去を隠す必要がありました。

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女将さんに渡された手紙の住所を元に、これを最後にと結婚前に十勝を訪れた千遥。もしもなつが今不幸なら、自分の幸せを捨ててでも助けようと考えていました。

しかしなつの育った柴田家の人々と接することで、なつが幸せだと知り、なつと会ってしまったら離れられなくなると思い、逃げるようにして十勝から去っていたのです。

【ようやく再会! でも千遥は幸せじゃなさそうで…】

このとき以来、ぱったりと消息が途絶えてしまった千遥でしたが、9月14日に放送された第24週のラストで再登場。なつが手がけたアニメのファンだという娘の千夏(粟野咲莉さん)を連れて、なつのアニメ会社を訪ねてきて、ようやく再会を果たします。

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しかし、娘にはなつとの関係を話していないため、他人行儀に言葉を交わすふたり。実は千遥は離婚問題で悩んでいて、そうした背景から、なつの元を訪れたようでした。

【清原さん、ホントに17歳なんですかーーー!?】

子どもを抱えてこれからどうやって生きていくのか、不安を抱えている様子の千遥。苦労を重ね、疲れたような表情を浮かべる姿を見ていると、演じている人が17歳の女子高生だという事実を忘れてしまいそうになります。

初登場時と比べると違いは歴然で、少女から大人の女性へしっかり年を重ねているから驚愕。ツイッターにも

「千遥……いや清原果耶……おそろしい子(褒めてる)」
「千遥の中の人17歳って事実にめまいがする」

といった具合に称賛の声が集まっています。9月16日から放送されている第25週は千遥メインのお話が多いようなので、この機会に、清原さんの卓越した演技力をたっぷりとご堪能ください~!

参照元:NHKオンラインInstagram @natsuzora_nhk
執筆:田端あんじ (c)Pouch