パフォーマーとしての引退を発表したラーメンズの小林賢太郎さんが、2020年12月3日にツイッターを更新。

連載中の漫画『ハナウサカイグリ』の最新話を公開しました。

最新話の内容は、まさしく小林さんの引退を連想させるもので、ファンの皆さんから多くの反響が寄せられているんです。

【小林さんをモデルにしたキャラも登場】

『ハナウサカイグリ』の原案は、1999年から2004年に『ヤングマガジンアッパーズ』(講談社)で連載された、小林さんによる漫画『鼻兎(ハナウサギ)』。

2019年に登場した続篇『ハナウサシリシリ』に次ぐ作品で、現在は小林さんのツイッター「小林賢太郎のあそび」で不定期更新されています。

登場人物は、長い鼻が特徴の「鼻兎」と、本を擬人化したキャラクター。

本のキャラクターは「演劇部」「美術部」「オチケン」を経験しているらしく(『ハナウサカイグリ』第1話参照)、この点が小林さんのプロフィールと一致することから、ファンの間では小林さん自身がモデルと考えられているんです。

【「なんかやめたの?」が話題に】

最新話では、鼻兎が小林さんに「なんかやめたの?」と問いかけます。

小林さんは「うん」と答えるのみで、「やめたもの」については深く言及しません。

するとここから、鼻兎の特有の追及タイムがスタート!

「タバコ? パチンコ? キャバクラ?」と怒涛の如く畳みかけるのですが、小林さんは最後まで「やめたもの」について明らかにしませんでした。

【心の整理がついたファンも】

最新話が投稿されたのが引退宣言の翌々日ということもあって、ツイッターは大盛り上がり。

「いいね」の数は2万超にもおよび、

「お前だよ に全てが詰まってますね 面白くて美しくて少し寂しくて でも優しい作品。これからも大好きです!! ひとまずは ありがとうございました」
「賢太郎さんからの『報告』にいいね押せない、リプできない、涙すら出なかった私がやっと、ちゃんと泣くことができました」

というふうに、たくさんのコメントが寄せられています。

【漫画は「もうちょい続く」そうです♪】

ちなみに……『ハナウサカイグリ』はステイホーム期間にスタートした作品。

引退宣言があったこともあり、今後どうなってしまうのか不明でしたが、最新話で「もうちょい続けることにしました」と漫画の下に小さく発表があったんです。

継続を受けて、ファンのみなさんからは

「もう少しばかり楽しみが続くようなので明日も頑張れます」
「ハナウサにまだ会えるのですね!」

といった声が集まっています。

引退は寂しいけれど、SNSを通して、引き続き小林さんの作品に触れられる……。つくづく、いい時代になったものですね。

参照元:Twitter @kkw_event
執筆:田端あんじ (c)Pouch