2021年3月11日に放送された、MBS制作の深夜ドラマ『西荻窪 三ツ星洋酒堂(通称:にしぼし)』第5話。

今回バーを訪れたのは、売れないミュージシャン・神田(前原滉さん)。

悩みを抱えた神田に優しく寄り添い、言葉をかけたのは、いつも客に辛辣な言葉を放っていた “あの男” でした。

【第5話あらすじ】

神田は、恋人・里奈(堀田茜さん)にプロポーズするべくバー「三ツ星洋酒堂」を訪れます。

ところが里奈は、「自分はバツイチで子どもがいる。あなたの夢の足かせになる」と別れを告げたのです。

里奈のことが忘れられない神田は、ミュージシャンを辞めて就職することを決意。再びプロポーズを試みますが、「私を理由に逃げないで、いつか後悔する」と言われてしまい……。

【小林の名言が刺さる…】

神田は、周囲の評価を気にするようになってからというもの、音楽を作ることに恐怖を感じていました。

自分には才能がないと、音楽を諦めて里奈と一緒になる決意をしたのですが、里奈は神田の才能を信じて別れを決意したんです。

そんな2人を見守り、言葉をかけたのは、バーのオーナーで小説家の小林(森崎ウィンさん)。

小林は、神田と里奈に熟成ラム「ロンサカバ」のグラスを差し出して、

いいものができるには時間がかかる。酒も、人生も。でも無駄なことはない。いつか何かにつながる。だから焦るな
「大切だと思ったら、恐れず全部抱えていけばいい。嫌じゃなければ、一緒に待つのを楽しんだらどうかな」

と語りかけました。

【自分自身に語りかけていたのかも】

小林は「売れる小説を書け」と言われスランプに陥っており、同じくスランプ中の神田に自分の姿を重ねていたよう。

そんなときにふと浮かんだのが、大好きな祖父がかけてくれた

「年月をかければきっとおいしくなる」

という言葉。いつも辛辣で、尖ったナイフのようだった小林が、神田には優しく寄り添っていたのが印象的です。

神田の出現によって、小林も前を向き始めたよう。2人にかけた言葉は「自分へのエール」にもなったのかもしれません。

【「雨」宮にときめく人で溢れかえるTL】

ネットで話題だったのは、ラスト&予告に登場したずぶぬれ雨宮(町田啓太さん)

なにかに絶望したのか、濡れた子犬のような瞳で雨に打たれており、心配しつつもときめく人が続出! ツイッターには

「雨に濡れた雨宮くんが素敵過ぎて今日は眠れそうにありません」
「予告の雨に濡れてカウンターで涙ぐむ雨宮くんを見て正気が保てない午前2時」

といった声が寄せられています。

前を向き始めた小林や中内(藤原季節さん)とは違って、雨宮はまだ前に進むのをためらっている様子

次回、最終話にして初めて「雨宮の過去」が語られるようで、これでドラマが終わりという事実を、なかなか受け入れられません……!

バーの3人についてもっと深く知りたいし、願わくば、あと6話くらい追加してほしいよ~~~!

参照元:MBSInstagram @3boshi_youshudo_mbsTwitter @3boshi_youshudoTwitter検索 #西荻窪三ツ星洋酒堂 雨
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:©「西荻窪 三ツ星洋酒堂」製作委員会・MBS

▼「雨」宮くん美しすぎる…!