2021年1月1日に劇場公開された『新 感染半島 ファイナル・ステージ(通称:半島)』。

公開直後から、映画ファンを中心にささやかれていたのが、「世界観がマッドマックスすぎる」という意見です。

かつて『マッドマックス 怒りのデス・ロード』にドハマりした身としては、観に行かずにはいられないっ!

というわけで、さっそく映画館に。実際に感じた映画の魅力を、存分に語らせていただこうと思います。

【あのヒット作の続編です】

『新 感染半島 ファイナル・ステージ』は、大ヒットした韓国ゾンビ映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』の続編。

同作は、高速鉄道の車内に居合わせた人々が、突如始まったゾンビパンデミックに巻き込まれていく……というストーリー。

中心地・ソウルから、安全な地とされる釜山までなんとか逃げようとするものの、想像以上に感染は拡大。本作では、その4年後の世界が描かれています。

舞台は、政府も生活も、何もかもが崩壊してしまった韓国。人間の姿は見当たらず、そこらじゅうでゾンビが徘徊しています。

そこへやってきたのが、パンデミックの難を逃れて、香港へと亡命した人々。置き去りにされた大金を回収するべく、何とか上陸を果たすのですが……ゾンビ以外にも、命を脅かす存在が待ち受けていたのです。

【魅力その1:マッドマックスすぎるカーチェイス!】

この映画の見どころは、なんといってもド迫力のカーチェイスシーン

特に、主人公を危機から救った少女・ジュニ(イ・レさん)のドライビングテクニックは見事。終始、口がポカーーンと開いたままになってしまったほどです。

また、ジュニの母・ミンジョン(イ・ジョンヒョンさん)の、力強いハンドルさばきにも痺れる……!

車をガンガン寄せて、敵の車をバッタバッタとなぎ倒していく様は、何度観ても爽快です。

カーチェイスシーンはまさしく『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を彷彿とさせるもので、「ヒャッハー!」と叫びたくなってしまうほどスリル満点。

「女性たちが大活躍する」という点でも共通しており、胸が熱くなります。

【魅力その2:ゾンビたちが元気いっぱい!】

今回のお話は、ゾンビよりも「人間の怖さ」に焦点を当てた作品。

ゾンビがはびこる終末世界でしぶとく生きる、狂気の軍人集団「631部隊」の描写は、マッドマックスの世界観そのものです。

もちろんゾンビたちも十分大活躍(?)で、あちらこちらで、元気いっぱいに全力疾走を繰り広げています。

韓国映画&ドラマに出てくるゾンビは、なぜか足がすこぶる速いのですが、『半島』のゾンビたちも俊足ぞろい!

ガッツのある走り、勢いよく弾き飛ばされてゆく様を、とくとご覧ください。

【魅力その3:義兄とソ大尉が萌えキャラすぎる!】

映画公開直後から、ネットの人気を集めているのがこの2人。

1人目は主人公の義兄・チョルミン(キム・ドユンさん)。ある目的のもと、主人公と共に半島へ足を踏み入れたものの「631部隊」に捕まってしまう……という役柄です。

チョルミンの萌えポイントは、「ビジュアルのギャップ」&「主人公との絆」

初登場シーンの風貌は「普通のおじさん」なのに、途中から一変、無精髭&ムキムキ半裸姿に……! すさまじいギャップで悶え死にそうになるんです。

また主人公との絆も見どころ。

いつもクールな主人公が、義理兄のピンチとなると、目の色を変えて駆けつけるシーンは、ほぼブロマンスと言っても過言ではありません。

2人目は「631部隊」のソ大尉(ク・ギョファンさん)。弱そうに見えて、めちゃくちゃ残虐。いざとなれば、忠実な部下も裏切るほど、タチが悪い男です。

ソ大尉の萌えポイントは、「憎み切れないキャラクター性」&「キム二等兵との関係」

独特の存在感で、なんともいえない “小物感” を醸し出しているせいか、ヤバイことをしていても憎めないんですよねぇ。

また、ソ大尉を慕い続けるキム二等兵とのやり取りも、大きな見どころ。こちらもブロマンスっぽさがあり、人気を後押ししているようです。

【主人公もマジカッコいいです!!!!!】

『半島』はそのほかにも魅力尽くし!

主人公・ジョンソクを演じるカン・ドンウォンさんの、規格外のカッコ良さ。マッドマックスそっくりな、殺伐とした終末世界の描写。大人だけでなく、子どもたちまでもが勇敢に大活躍するところ……。

どこを取っても、見どころしかありませ~~~ん!

参照元:映画『新 感染半島 ファイナル・ステージ』公式サイトYouTubeTwitter @Peninsula_JP
執筆:田端あんじ (c)Pouch

▼ジョンソクのアクション、超キレキレだから見てほしい…


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