鈴木おさむさんが脚本を務めるテレビ朝日系スペシャルドラマ『殴り愛、炎』。
前編の狂いっぷりもなかなかのものでしたが、2021年4月9日放送の後編は、さらに輪をかけて狂っていました……!
前編同様、後編でも光男(山崎育三郎さん)が大暴れするいっぽう、婚約者・秀実(瀧本美織さん)も恋敵・信彦(市原隼人さん)もなんか変!
怒涛の展開続きで、放送終了後に混乱する視聴者が後を絶たなかったんです。
【後編あらすじ】
秀実と信彦がキスしている現場を押さえた光男は、秀実を家に連れて帰ります。
恐ろしいことに、光男はふたりがキスしているところを動画撮影(!)しており、嫌がる秀実を前に「やっぱり秀実は無理やりキスされてる! やっぱり! やっぱりだよおおお!」と絶叫。
嫉妬に狂った光男はついに壊れて、山の中にポツンと置かれたロッカーの中に、秀実を監禁してしまうのです。
【秀実も信彦もどうした!?!?!?】
恐怖を感じた秀実は、信彦のもとへ駆けつけて「あなたが好き、私を連れて逃げて」と懇願。
秀実の光よりも速い心変わりに驚きますが、信彦も「逃げよう」と答え。これよりふたりの愛の逃避行が始まるのです。
しかしどこまで逃げようとも、光男の追跡を振り切ることはできません。
ついにふたりを見つけた光男は「この泥棒陶芸家あああああ!」と信彦を一喝(※信彦は陶芸家です)。寸止めパンチを繰り出して「僕の手はお前なんかを殴って汚さない」とけん制すると……。
なぜか信彦が「殴ってくれないなら俺が自分で殴る」と言い放ち、自分で自分を思いっきりぶん殴り始めたではありませんか!
すると今度は秀実が「光男さんのところに戻る」と言い放ち、またしても光の速さで心変わり!
信彦の行動も秀実の言動もわけがわからなすぎて、正直、全然ついていけません。
私は一体なにを見せられているのかしら……。
【トンチキが止まらない!】
謎の展開はまだまだ終わらず、その後も
・光男宅の納屋の中からバカでかい信彦の肖像画が出てくる(なぜ)
・義両親と光男の指示のもと、肖像画を引き裂く秀実
・信彦を忘れられない秀実が「記憶除去手術」を受けさせられそうになる
・手術を止めるべく、信彦が棒高跳び(!)して光男宅に侵入
というトンデモ展開が繰り広げられて、視聴者の頭の中が「?」に……いや、ほんとに、私たちは何を見せられているんですかね……。
こんな感じで、最初から最後までトンチキがさく裂した後編でしたが、最後の最後には背筋も凍る衝撃展開が待っています。こりゃひょっとすると……まさかの「続編」来るかも!?
【Tverで観れるよおおおおお】
全2回の短編にもかかわらずドラマへの反響は大きく、ツイッターには
「すごいなこれ。3人ともよく笑わずに演技してるな」
「このコントドラマ、おもしろすぎるよ」
「まともなのが1人も居ない笑笑」
といった声が寄せられています。
Tverでは前後編ともに見逃し配信を実施中。
「ドラマというよりもコント」ともいうべき最高の迷作……もとい名作を、ぜひご覧になってみてくださいっ!
参照元:テレビ朝日、Instagram @naguriai_hono、Tver、Twitter @TVer_official、Twitterハッシュタグ #殴り合い炎
執筆:田端あんじ (c)Pouch
テレビ朝日「殴り愛、炎」
ミュージカル界のプリンス #山崎育三郎 が壊れる!?<ドロキュン劇場の名手 #鈴木おさむ が新たに放つ強烈作>どいつもこいつも…マジでどうかしてる!後編 #殴り愛 #瀧本美織 #市原隼人 #酒井若菜 #永井大 #TVer https://t.co/5jruQepOkA— TVerおすすめ【公式】 (@TVer_official) April 9, 2021
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