2021年4月5日にテレビ東京系で放送された新ドラマ『珈琲いかがでしょう』第2話。

今回のお話も、前回同様「2話オムニバス」。

東京に憧れる田舎の女子高生が主人公の「キラキラ珈琲」と、その子を食い物にしようとした女性が主人公の「だめになった珈琲」が放送されました。

ネットで話題だったのは「だめになった珈琲」。

臼田あさ美さん演じる主人公・礼に共感する声が多く寄せられたんです。

【第2話あらすじ】

「キラキラ珈琲」の主役は、とある田舎に暮らす、みかん農家の娘・雅(山田杏奈さん)。

東京に憧れていた雅は、「何者かになる」べく東京でオーディションを受けようとします。

頼りにしたのは、インスタグラムで知り合った東京在住の礼(臼田あさ美さん)。

ところが、この出会いによって雅の運命は激変。なんと礼は「児童買春あっ旋」に手を染めており、雅はピンチに陥ってしまうのです……!

【才能がある同級生に打ちのめされた過去】

続いて放送された「だめになった珈琲」の主役は、雅を陥れようとした礼

児童買春あっ旋という悪事に手を染める前の、礼の過去を知るとなんともいえないヒリヒリした気持ちになるんですよね……。

礼は絵描きを目指して上京するも、なかなか芽が出ず、同じ専門学校に通う女の子に先を越されてしまいます。

女の子の活躍の裏には大物への「枕営業」があると思った礼でしたが、それは誤解。彼女には礼にはない「才能」があったからでした

【礼の気持ち、なんかわかる】

礼は、女子高生の雅にも「才能」を感じて、劣等感を募らせたます

劣等感から湧いてくる、妬み嫉みひがみ……。うらやましくて、 “そっちがわ” に行きたくて、でもどうにもならなくて。

礼は、自分にはない才能にうちのめされた結果、夢を追うのを忘れるほど歪んでしまったのです。

そんな礼に自分を重ねた人は多く、ツイッターには

「臼田あさ美さんの演技により、大学時代にワープした私は涙が止まらんよ」
「最後の臼田あさ美ちゃんの言葉 自分に言われてるようでグサッときたかも……」

という声が見られました。

【青山の名言も話題になりました】

なお、先ほどご紹介したコメントにある「最後の臼田あさ美ちゃんの言葉」とは「もう1回、頑張ってみてもいいですか」というもの。

道を踏み外してしまった礼でしたが、ひょんなことで出会った青山(中村倫也さん)から

「 “そちらがわ” に戻れなくても、苦みを知ったからこそ描けるものがあるのでは?」

と言われたことで、また前を向こうと思えるようになったんです。

青山の言葉は、ネットを中心に「名言」と話題。放送後ツイッターには

「青山さんのセリフが沁みる 辛い経験をした時これを思い出して踏ん張りたい」
「歳を重ねたからわかる人生の美味しさもあるよね」

といった声が寄せられていたのでした。

エスプレッソのようにほろ苦かった第2話。

ラストでは「青山は過去に人を殺したことがある(!?)」といった描写が盛り込まれており、なんとも不穏でございます。

次回第3話で、その謎が明らかになるかも……!? 放送が待ち遠しいところです。

参照元:テレビ東京Instagram @tx_coffee_ikagaTwitter @tx_coffeeTwitter検索 #珈琲いかがでしょう
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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