2021年4月26日にテレビ東京系で放送された新ドラマ『珈琲いかがでしょう』第4話。

孤独なトラック運転手・菊川(野間口徹さん)による「ガソリン珈琲」と、ある悩みを抱くコーヒー界の重鎮・モタエ(光浦靖子さん)による「ファッション珈琲」の2話オムニバスで展開されました。

今回の目玉は、徐々に明らかになってきた「青山(中村倫也さん)の過去」!

青山を追う謎の男・ぺい(磯村勇斗さん)との関係性もわかってきて、ますます面白くなってまいりましたよ~。

【第4話あらすじ】

ガソリン珈琲」の主人公・菊川は不愛想。青山にコーヒーを勧められても、頑なに拒否します。

実は菊川は、大のコーヒー好きなのですが、妻の病気が完治するよう “願掛け” を行っていたんです。

ファッション珈琲」の主人公・モタエは、とある町でカフェを営むコーヒー界の重鎮。

ワークショップも開いていたものの、コーヒーを純粋に愛するがゆえに、「カリスマの教室に通って箔をつけたいだけ」の生徒たちに思い悩んでいました。

【野間口さんの涙に泣いた】

印象的だったのは野間口さんの名演が光った「ガソリン珈琲」。

野間口さん演じる菊川は退院した妻のため「コーヒー断ち」をし、毎日せっせと世話を焼いていいました。

しかし、菊川が見て話しかけていたのは、「妻の幻影」。1年前に亡くなっていたのですが、菊川は妻を忘れることができず、ずっとコーヒーを飲めないでいたんです。

しかし、青山のコーヒーの誘惑に勝てず “飲んでしまった” ことで、ようやく現実を受け止められるように。

妻から「あなたは1歩前に進んだの」と言われて泣き崩れるシーンでは、もらい泣きしそうになりました。

【青山は「やくざ」だった!】

2話オムニバスを通して描かれたのは「青山の過去」。

前回第3話では「金髪」「暴力に明け暮れていた」といった過去が明らかにされましたが、今回第4話では

・やくざに追われる身(3代目が青山にご執心らしい)
・先代に気に入られていて盃も交わした元やくざ
・昔の仲間に恐れられている
・ぺいは兄弟分

ということが判明!

またぺいは、やくざの兄貴から青山を追うよう指示されているものの、心中は複雑なよう。

過去に「青山を殴れ」と言われたときも、もどかしい気持ちを抑えきれず「なんでだよ」と涙を浮かべていたからです。

青山はやくざ仲間に殴られながら「美味しいコーヒーを淹れたい。ただそれだけ」と口にします。

いったい何があって、そうした思いに行きついたのか…その答えは次週第5話で明らかになるみたい。

また第4話のラストでは、ついにぺいに見つかってしまったので、どうなることやら!? 偶然居合わせた志麻(夏帆さん)も巻き込まれてしまうようで、早く続き見たくて仕方がないよ~!

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執筆:田端あんじ (c)Pouch