お家で過ごす時間が多くなった今日この頃、この機会に「語学の勉強」を始めてみませんか?
もしもあなたが韓国語に興味があるのなら「入口」として最適な本があるんです。
本のタイトルはズバリ『1時間でハングルが読めるようになる本』。
順番に沿って最後まで勉強すると……アラ不思議! タイトルどおり、本当にハングルが読めるようになっちゃうんですっ。
【さっそく面白いゾ】
ご紹介するのは、チョ・ヒチョルさん著『1時間でハングルが読めるようになる本 ヒチョル式超速ハングル覚え方講義』(学研プラス / 税込み1100円)。
目次を開くと「パッチム」や「激音と濃音」など聞き慣れないワードが出てきて一瞬怯みますが……いざフタを開けてみたら、ハングル初心者でもわかりやすくてビックリ!
まずは、日本語の「アイウエオ」にあたる「母音」について学ぶのですが、
・左か上にOがあるもの=母音
・「OI」はハングルで「イ」
ということを、ファッションビル「マルイ(OIOI=韓国人には“イイ”と読める)」を例にレクチャーしてくれていて、なじみのある例えのおかげでスルスル~ッと頭に入ってきます。
【「例え」がめちゃくちゃわかりやすい!】
この本の最大の魅力は、こうした「例えのわかりやすさ」。
子音の場合、「ロ=マッチ箱のM」「人=さくらんぼのS」というふうに、ハングルの独特な形状を物に例えて説明してくれるため、視覚から覚えていけるんです。
また、ハングルには縦棒・横棒・上点・下点・右点・左点の「母音6兄弟」が不可欠なのですが、こちらも覚えやすいよう
・縦言う横(縦イ、ウ横)
というふうに、棒や点の位置を示す暗記文を示してくれています。
例えや暗記文のおかげで、ただの記号にしか見えなかったハングルを「文字」として認識できるようになってきたゾ……!
【ハングルへのハードルが下がる1冊です】
またこの本には、ゲームのような復習ページや、「韓国の街角にある看板や商品パッケージを読んでみる」といったページもあって、飽きることなく学習を進められます。
レベルは徐々に上がっていくものの、わかりやすい説明のおかげで難しさが軽減。
それどころか「ハングルってわりと簡単かも♪」と思えてきちゃうので、よりいっそう学習意欲が湧いてくるんです。
【1時間で読み終えられるけど…】
こうして学んでいくこと1時間。結果的には、テキストに出てきた約7割ほどのハングルを覚えることに成功しました。
なお「本を読むだけ」なら1時間もかからずに読み終えられますが、しっかり頭に入れるには復習が必須!
私の場合、数日間「あれなんだったっけ?」とパラパラ本を見返したり、ノートに繰り返し書いて練習することで、韓国映画やドラマに出てくるテロップも読めるようになりましたよ。
【本当に読めるようになるのでガチでおススメしたい】
ちなみにこの本で学べるのは、ハングルの意味ではなく「読み方」。
日本語でいう「あいうえお表」を覚えると解釈してもらえば、わかりやすいんじゃないかと思います。
そのため、どういう意味を持つのかについてはさらなる学びが必要となりますが、「学習の入り口」にはもってこい♪
K-POPが大好きな私からしたら、アイドルの名前を読める喜びは格別です~♡
実際には習得まで1時間以上かかりますが、本の順番どおり学習すれば本当にハングルが読めるようになるので、ガチでおススメしたいっ!!!!!
参照元:学研出版サイト
撮影・執筆:田端あんじ (c)Pouch
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