日本が世界に誇る伝統工芸「浮世絵」と、同じく日本を代表するさくらももこさんのアニメ「ちびまる子ちゃん」&「コジコジ」のコラボレーションが決定!
浮世絵木版画「ちびまる子ちゃんとコジコジ浮世絵 美人東海道の内 興津」の予約受付がスタートします。
富士山や砂浜など浮世絵らしい風景に、ちびまる子ちゃんとまる子の家族、そしてコジコジが描かれたとっても風流なデザインを楽しめますよ~!
【ゴッホも愛した浮世絵師・渓斎英泉の名作がモチーフ】
モチーフとなっている浮世絵は、江戸時代後期に活躍した浮世絵師・渓斎英泉(けいさいえいせん)の代表作「美人東海道 興津」。
英泉は美人画・風景画の大家として知られ、かのゴッホがもっとも愛した浮世絵師のひとりでもあるのだとか。
「興津」は現在の静岡県静岡市清水区にあたるそう。「美人東海道 興津」には、ゆうゆうとそびえ立つ富士山の前に遠浅の砂浜が広がる美しい風景が描かれています。
【まる子とコジコジたちが江戸時代にタイムスリップ!?】
そして静岡県清水市といえば、ちびまるこちゃんの物語の舞台としてもおなじみ! 場所はそのままに、時代だけタイムスリップしたかのような錯覚に陥っちゃいますね。
メインで描かれているのは、まるちゃんとコジコジ。お茶屋の娘さんのようないでたちがとっても可愛い~!
そして奥のほうには、お父さんやお母さん、お姉ちゃん、おじいちゃん、おばあちゃんの姿も……! すげ笠を身につけていて、こちらはどうやら旅の途中のようですね。
【まる子が浮世絵になるのは初めてなんだって!】
浮世絵の世界にまる子たちがしっくり馴染んでいて、なんて見事なコラボレーション……!
さらに、デザインだけでなく浮世絵木版画ならではの風合いや手すきの和紙の温かみなども、この作品の魅力といえそうです。
「ちびまる子ちゃんとコジコジ浮世絵 美人東海道の内 興津」は税抜・送料別で4万5000円。2021年5月22日お昼12時よりオンラインショップ「浮世絵工房」にて300部の先行予約がスタートとなります。
ちびまる子ちゃんの浮世絵は史上初。とってもレアな作品ですので、この機会をお見逃しなく!
参照元:プレスリリース、浮世絵工房
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch
▼ものすごい手間をかけて作られる「生漉奉書」という和紙を使っているそう
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