透明で透き通ったゼリーの中にフルーツや食用のお花などを閉じ込めたキラキラかわいいスイーツ、九龍球(クーロンキュウ)。
“食べる宝石” とも言われ、SNSを中心に人気の香港スイーツです。
作るのは難しそうだと思いきや……、実は丸型の製氷皿があればおうちで簡単に作れちゃうというのだ♪
こんなカワイイ食べもの、作ってみたい!と、いてもたってもいられず挑戦してみました。
【用意するもの】
用意するものは、
・アガー
・グラニュー糖
・お湯
・入れたいフルーツ
・三ツ矢サイダー
・丸型の製氷皿
製氷皿は「アイスの実」くらいのサイズの氷がつくれるものがおすすめ。
固める材料はアガーでなくてもゼラチンでも寒天でもゼリーの素でもOK。ただしアガーは透明度が高く、見栄えがきれいなのでおすすめです。大きめのスーパーで購入できるよ。
【フルーツはやっぱり生? それとも缶詰?】
Instagramなどでみんながつくったクーロンキュウを拝見してみると、中に閉じ込めるフルーツはいろんな色が入ると楽しそうです。
実験も兼ねて今回はミックスフルーツとさくらんぼ(缶詰)、キウイフルーツ(生)、ブルーベリー(冷凍)を用意してみました。出来上がりに差は出るのでしょうか。
製氷皿に入る大きさにカットしておきます。
【あふれさせて球体をつくるよ】
私の購入した丸型の製氷皿は、下の容器に溢れるくらい液を入れてから上容器をゆっくりはめ込むと、余分な液は隙間から溢れて球型を満たすことができるタイプでした。
試しに水を入れて実験してみると、液体は250mlくらい入りそうです。
【アガーの箱の裏面を参考に】
それではアガーの箱の裏面の分量を参考につくってみます。
溶けにくくダマになりやすいアガーはグラニュー糖と混ぜ合わせてから、よく混ぜながら少しずつ鍋の中に加えます。
軽く沸騰させたら火を止めて、ゼリー液はこれにて完成。簡単ですね。製氷皿にフルーツを置いてからゼリー液をゆっくり製氷皿に注ぎ入れました。
【溢れてくるので気をつけて】
余分な液が隙間から溢れてきますが、多少のベトベトはよしとします。アガーが常温でも固まるそうですが、冷蔵庫に入れて冷やしておきます。
【数時間後、ふたを開けてみると……】
数時間後、ゆっくりふたを開けてみると、そこにはぷるんぷるんの球体たちが出来上がっておりました。ちゃんと球体になっていて感動!
アガーでつくったゼリーはとっても柔らかいので、取り出す時は慌てず慎重に! 私は1球うまく取り出せず犠牲にしまいました。とほほ。
涼しげな容器にゼリーを入れて三ツ矢サイダーを注ぎ入れたら、フルーツポンチ風のクーロンキュウができあがりました。
【横から見てわかる透明度の美しさ】
横から見ると濁りもなく透明度が高いことがわかります。さすがアガー。
ゼラチンや寒天でつくるゼリーに比べると、弾力は控えめで口の中でとろけてしまいそうなほど柔らかいです。
ただし、冷凍のブルーベリーは固まる過程で溶けてしまったのか色が滲んでしまい、生のキウイはなぜか色が抜けてしまいました。結果、見た目でいうと缶詰のフルーツが一番見栄えがいいクーロンキュウがつくれるみたい。
ひとつずつスプーンですくっていただくクーロンキュウは格別な美味しさでした。サイダーもシュワシュワ弾けて爽快♪
次はもっとフルーツをミチミチに入れたり、余ってるかき氷シロップでカラフルな球をつくっても楽しいかも!
つくって楽しい見て美味しい♪ 涼しげスイーツです。皆さんもぜひつくってみて!
参考リンク: 共立食品
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch
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