台湾風のイケメンが顔よりも大きいジーパイを手にキラースマイルを浮かべ、その背にはパケいっぱいにプリントされてるサクサク音が聞こえてきそうなジーパイ……。

「※写真はイメージです」とお断りの記載があるけど、台湾のジーパイって、ついこういう楽しい雰囲気を想像してしまうんだよね。

ということで、パケに惹かれた日清製粉ウェルナの「ジーパイスパイシー系台湾風から揚げ粉」でジーパイをつくってみました!

【嬉しい1回使い切りタイプ】

LOHACOやAmazonで購入できる「ジーパイスパイシー系台湾風から揚げ粉」は、エスニック料理には嬉しい1回使い切りタイプ。1袋で鶏むね肉1枚分のジーパイが作れます。

パッケージの裏面には作り方の詳細をはじめ、お肉の下処理の仕方、ひと口大のお肉でつくる方法などが詳しく書いてあるので、ジーパイ初心者でも臆することなく挑戦できるよ♪

【作り方はパケ裏面に】

まずは皮を取り除いた鶏むね肉を開き、めん棒などで叩いて伸ばして、両面をフォークでグサグサ突き刺します。

パッケージの裏面には「袋に水を加えてお箸で混ぜる」とありますが、ダマになっているかがわかりにくかったので、私はお皿に出してかき混ぜました。シナモンやクローブなどスパイスの香りがしますが、部屋中に広がるほど強烈ではありませんでした。

鶏むね肉にそぼろ状になった衣をまんべんなくつけていきます。ポイントは両手でギュッと押し付けること。揚げている途中に衣が剥がれずにすみます。

【揚げてるとテンションもアガるぜ】

家にある1番大きなフライパンに油を入れていざ、揚げてみます! 重いのでトングなどだけで持ち上げるより、両手を使ってそっと油の中に入れるのがよさそうです。

ひっくり返すときはトングと菜箸のダブル使いで。これほど大きな肉を揚げていくと後片付けは大変ですが、テンションはアゲアゲになれますので、ここの工程はぜひ楽しんでいきましょう。

両面こんがりめに揚げて、完成しました〜! 手で持ってみると、揚げ物とは思えぬずっしり感。

【本場の味を期待するとガッカリ?】

アツアツのうちにいただきます。からあげ粉を馴染ませたのは約10分程度でしたが、しっかりお肉にも味がついていました。

以前作ったカルディの「台湾フライドチキンの素」に比べると、八角などのスパイス感は控えめ。また液体→片栗粉の衣づけも2段階ではないせいか、ジーパイ特有のザクザク感が少ないのがちょいと残念でした。

本場の味が楽しみたい人には、ちょっぴり物足りない刺激かもしれません。

【クセになる味なのは事実】

逆に食卓に「台湾風から揚げ」として登場させたい場合はおすすめです。これくらいのほんのり台湾味なら、副菜に納豆やひじきなど、日本のおかずともうまく馴染みます。

あとは「ダージーパイ食べたことないけど気になる!」「八角さん、初回はお手柔らかにして」という方にはうってつけなのでは。

とはいえ、若干日本人ナイズされた独特なスパイスのバランスはクセになるみたい。

昨晩食べたのに今晩もまた揚げてみようかしらと思ってしまう病みつき度は否めません。鶏むね肉また買ってこよっと。

参考リンク:日清製粉ウェルナ
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch