でっかいクジラのオブジェでおなじみ、東京・上野公園内に位置する「国立科学博物館」。日本の自然や人々をテーマにした「日本館」と、世界中の動物&恐竜の化石展示などを行う「地球館」で構成された、日本で最も歴史のある博物館のひとつです。

このたび新たに登場するのは国立科学博物館の研究者たちが監修した “コラボレーション壁紙”

科学系博物館の収集する標本・資料を日常の中で触れてもらうべく、動植物や石を壁紙の柄として採用。実際の標本のラベルを載せたり、名前や産地といった情報を入れたりと、学術的にも正確に表現されています。

このデザイン、刺さる人にはめちゃくちゃ刺さりそう~!

【博物館にいるみたい】

インテリア商社・サンゲツとコラボして生まれた壁紙コレクション「DAY AND NIGHT SCIENCE MUSEUM」。

ラインナップは「WHALES AND DOLPHINS」「PLANTS」「BEASTS」「ROCKS」の4つの柄。国立科学博物館は、デザインに必要な標本・資料の画像や情報提供および、研究者による科学的な観点からの監修などを行いました。

注目ポイントは「博物館の資料」としてデザインを構成している点!

身近な壁紙を通して「博物館で見るような迫力」を伝えられたら……という想いのもと作られており、従来の「動物柄」「植物柄」ではなく、博物館に収蔵されている標本がそのままデザインに使用されているんです。

【どれにしようかな~♪】

「WHALES AND DOLPHINS」には、国立科学博物館で人気の公式ポスター『世界のクジラ』からチョイスした約45種類のクジラとイルカを採用。全長30mを誇る地球上でもっとも大きな動物「シロナガスクジラ」の迫力を、ぜひお部屋で体感したいものです。

「PLANTS」には、国立科学博物館に約130万点ほど収集されている、おし葉標本をデザイン。壁一面を覆いつくす標本に圧倒されるいっぽう、レトロな質感や落ち着いたデザインがお部屋とマッチしてくれそう!

「BEASTS」には国立科学博物館の展示でも人気が高い動物の剥製を、「ROCKS」には普段は研究所の収蔵庫に保管されている貴重な石をほぼ原寸大でレイアウトしています。さてあなたならどれを選ぶ!?

【プロによるガチ監修です!】

壁紙の監修を務めたのは、

「WHALES AND DOLPHINS」
→海棲哺乳類を専門とする動物研究部 脊椎動物研究グループ・田島木綿子 研究主幹
「PLANTS」
→シダ植物を専門とする植物研究部 陸上植物研究グループ・海老原淳 研究主幹
「BEASTS」
→哺乳類を専門とする動物研究部 脊椎動物研究グループ・川田伸一郎 研究主幹
「ROCKS」
→火山・火山岩を専門とする地学研究部 鉱物科学研究グループ・佐野貴司 グループ長

といったそうそうたるメンバー。国立科学博物館では、企業などとの連携を通じて、所蔵している標本・資料等の博物館資源の多様な活用を進めているらしく、恥ずかしながら今の今まで知りませんでした……!

おうちの一部が博物館になる壁紙というのは唯一無二。税別1000円から展開しているので、サンゲツ公式サイトからぜひチェックしてみて。

参照元:サンゲツプレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:©️上重泰秀、©️sangetsu