ジワジワと注目度が高まっている “金属鉛筆”

芯部分に特殊合金が含まれているため、芯の摩耗が少なく、削らなくても長い時間書き続けることが可能。さらには、通常の鉛筆同様、一般的な消しゴムで消せるというんです!

あまりにも気になりすぎたので巷で人気&売り切れ続出中の金属鉛筆2種を頑張ってゲット。書き比べてみたところ意外なことがわかりました。

【書き比べした商品はこちら】

今回ゲットしたのは、

・サンスター文具「メタシル」
・ハイハイ「エターナルペンシル」

の2種類の金属鉛筆。

「メタシル」は約2H鉛筆相当(薄めの筆跡)、「エターナルペンシル」はHB鉛筆相当(一般的)の濃さ。いずれも削らず約16kmまで書き続ける(!)ことが可能なんですって。

「エターナルペンシル」には替え芯があり、消しゴム&キャップも付いていました。

【驚くほど薄かった…】

さっそく紙に線を書いてみたところ……ものすご~~~~~く薄い!!!!! あまりにも薄くて「これホントに使い方合ってる!?」と心配になってしまうほどです。

ご覧のとおり、HB鉛筆と比較するとその差は明白。そもそも「エターナルペンシル」の方が濃く書けるよう作られているため、やや濃いめに反映されていますが、それでも薄い、薄すぎるぅっ!

消しゴムでカンタンに消えるものの、こんなに薄いと、どういったシーンで使用するか頭を悩ませてしまいそうです。

【まさかの事態が発覚】

ところが、試し書きする紙を変えて線を書いてみたところなんとフツーに書けたんですよ。先ほど感じた薄さも一切感じないし、これなら日常的に使えます。

これを機に、いろいろな薄さ・質感の紙に書いてみましたが、紙によって濃さが全然違う!

コピー用紙やメモ用紙など薄めの紙なら比較的反映されやすいようで、反対にスケッチブックのような紙質だとNG(最初に書いた紙がスケッチブックでした)。しかしながら、薄ければいいというわけでもなく、ほかのメモ用紙とさほど変わらない薄さのマルマンのメモ帳にはあまり反映されませんでした。

「メタシル」も「エターナルペンシル」も書く紙を選ぶ模様。しかも、書いてみなけりゃわからないので、これは気になるポイントといえるかもしれません。

【紙さえ選べば重宝しそう】

今回使用した金属鉛筆の個人的な使い心地は次のとおり。

<メタシル>
ビジュアル★★★★★★
書き心地★★★☆☆
濃さ★★☆☆☆
重量★★★★☆

<エターナルペンシル>
ビジュアル★★★☆☆
書き心地★★★★★
濃さ★★★☆☆
重量★☆☆☆☆

<共通している点>
・書く紙を選ぶ

「メタシル」の場合、ビジュアルは非常にスタイリッシュですが、書き心地は普通&重め。いっぽう「エターナルペンシル」の場合は、ビジュアルはシンプルですが、書き心地がなめらかで軽く、個人的には使いやすさでは「エターナルペンシル」のほうが好きかも。

しかし、いずれも紙さえ選べば削ることなく長期間使用できます。今現在も売り切れが続いているようなので、気になる方はさっそくチェックしてみて!

参照元:プレスリリースメタシルエターナル
執筆・撮影:田端あんじ (c)Pouch