新生活のために、お部屋探しをスタートする人が増えるこの季節。

ある調査によれば、20代から人気を集めているのは「1LDK&家賃7万円以下」の物件とのこと。また、求める間取りや条件は年齢によって変化するようなんです。

そのいっぽうで、年齢問わず「絶対に譲れない条件」もあるようで……?

【まずはお金の話から】

お部屋探しサイト「ウチコミ!」を運営する株式会社ウチコミによる、日本全国の10〜60代以上1万1628名を対象にした「年代別 お部屋探しの希望条件」調査を参考にご紹介します。

まず注目するのは「家賃」。

あらゆる世代において人気なのは「6〜7万円」。10代、20代、40代、50代では第1希望に挙げられているほか、30代では第2希望、60代以上では第3希望として選ばれています。

引越しをする際に必要となる「初期費用」に至っては全世代が「10万円以下」を希望していることが判明しました。家具や家電をそろえたりと、なにかと物入りですし、初期費用はなるべく抑えたいものです……!

【間取りや条件は年齢によって変化する!】

お金に関しては、年齢問わず求めることが一致していますが、間取りや条件においては異なるみたい。

たとえば、10〜20代に人気がある間取りは「1K」もしくは「1LDK」。30代以上は「2LDK」を第1希望に挙げています。

若い世代は多少家賃が高くても駅からアクセスの良い単身用の物件を好む傾向にあり、30〜40代では「家族が増える」「収入が増える」などライフステージの変化によって単身用の間取りの人気が下降

さらに40代以降は、車を持つ人も増えるため、駅から少し遠くても広くて安い間取りを好んでいるようなんです。

【みんなこれだけは譲れなかった】

このように、世代によって求める条件が変化してゆくものの、全員が「譲れない」と感じている条件があるみたい。

それは「バス・トイレ別」&「エアコン」。いくつになっても、暮らし方が変わっても、この2つだけは死守したいと願う人が多いようです。

ちなみに10〜30代から支持が高かった条件は「2階以上」、40〜50代では「ペット可」でした。

皆さんの求める条件は何ですか?

参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch