ひとり暮らし始める前に知っておきたいのが「月にかかる費用」。とはいえ、未経験の場合、大体どれくらいなのか見当がつかないものです。

そこで参考にしたいのが「経験者の声」!

進学や就職を機にひとり暮らしを始めた人たちが、それぞれにどのくらいの費用をかけていたのかチェックしてみたところ……!?

【月々の固定費は10万円超】

参考にしたのはアットホームが全国の10〜70代男女を対象に行った「初めてのひとり暮らしアンケート」。

ひとり暮らしをする場合、まず確保しなければならないのが「固定費」。家賃や食費など、毎月必ず発生する費用のことを指します。

経験者から寄せられた回答をもとにした「固定費の平均額」はこちらです!

家賃(管理費込み):平均5万4642円
食費:平均2万9363円
電気代:平均3836円
ガス代:平均3674円
水道代:平均2194円
インターネット回線の料金:平均4170円

これらすべての合計額は9万7879円

家賃に関しては、家賃が高い東京だと叶いにくい額ですが、そのほかはわりと現実的。月々の携帯電話使用料金やサブスク料金なども加わってくるので、10万円超えは確実といえそうです。

【固定費を抑えるにはどうしたらいい?】

月々の固定費を抑えると、お財布に余裕が出ると同時に、心にも余裕が生まれるような気がします。

今回の調査内容の項目において、もう少し抑えられそうなのは「食費」。ほぼ毎日自炊した場合は2万880円、ほぼしなかった場合は3万7846円と約1万7000円もの差が出ており、工夫次第で節約できるんじゃないかと思います。

携帯電話料金やサブスク料金についても検討の余地がありそう。ひとり暮らし中、あるいはひとり暮らしを始める予定のみなさんはこの機会に見直してみるといいかも!?

ちなみにアットホームによる「月の固定費を抑える住まい選びのコツ」では、

・部屋探しの条件を緩めて家賃を下げる
・インターネット無料の物件をチェック

の2項目が挙げられていました。今後のご参考に☆

参照元:アットホーム、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:ぱくたそ