1発撮りパフォーマンスでおなじみ、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」。皆さん、最新作はご覧になりましたか?

そう、およそ26年ものあいだ、アニメ『ポケットモンスター』シリーズで主人公・サトシの声を務めてきた松本梨香さんが、アニメ第1シリーズのオープニング主題歌『めざせポケモンマスター -with my friends-』を披露しました。

ポケモンアニメにとって節目のタイミングということもあり、動画は公開からわずか4日間で670万回再生を突破しています。

急上昇にランクイン、音楽のカテゴリでも1位にも輝くほど注目されている本作。パワフルな歌声に深い歌詞、当時の思い出も相まって、感涙する人があとを絶たないようなんです……!!

【THE FIRST TAKEにサトシ(CV:松本梨香)がやってきた】

2023年3月24日に最終回を迎えるテレビ東京系アニメ『ポケットモンスターめざせポケモンマスター』。

これを機に、主人公のサトシとピカチュウは交代(!)となり、4月からは新たな主人公を迎えた新シリーズがスタートします。

アニメ放送の1週間前に「THE FIRST TAKE」に降臨したサトシ……もとい、松本さん。

全ポケモンファンの胸を震わせる「ポケモン、ゲットだぜ!」のひと声と共に、『めざせポケモンマスター -with my friends-』のパフォーマンスが始まるんです。

【3つの鳥肌ポイント】

エレキバイオリンやコーラスなどを加えた生演奏で編成された、今回のパフォーマンス。鳥肌ポイントが3つもあったので、ご紹介します。

■鳥肌ポイントその1:サトシが見える…!

放送当初から全く変わっていない「サトシの声」。これだけで鳥肌&涙もの!

ファンの多くが子どものころから親しんできたあの声が、アニメ第1期シリーズの主題歌を歌っているーーー。ただそれだけで胸に迫るものがあります。

■鳥肌ポイントその2:力強い歌声と深い歌詞

松本さんによるパワフルな歌声を聴いているうちに、サトシ&ピカチュウとの思い出が鮮やかによみがえります。

そして、このタイミングだからこそ、『めざせポケモンマスター』の歌詞がよりいっそう心に響く!

「いつもいつでも うまくゆくなんて 保障はどこにもないけど いつもいつでもホンキで生きてる こいつたちがいる」「つぼみがいつか花開くように ユメはかなうもの」といったフレーズが一緒に年を重ねた私たちの胸にダイレクトにしみ込んでくるのです。

■鳥肌ポイントその3:松本さんがずっと楽しそうで泣ける

松本さんによる第1声「楽しんでいきましょう!」から始まる本作。その言葉どおり、松本さんは歌唱中も笑顔を絶やさず、終始楽しそうです。

極めつけはラストシーン。「楽しかった!」と笑顔で去ってゆくところまで含めて、すべてのシーンに「ポケモン愛」を感じました。松本さんのように笑顔でお別れしたいけど、愛が伝わってきて、むしろ泣けてきちゃう。

【松本さんのコメントも泣ける】

パフォーマンス動画には国内外からコメントが殺到しており、日本の視聴者からは

「松本梨香さんが歌っている間、まるでピカチュウが見守っているみたいで涙が出そうでした」
「今じゃ連絡先も残ってない “子供の頃の友達” もきっとこれ再生してんだろうなあ……って思って感慨深い。この先も何年続くコンテンツになろうと、私の中のポケモンはやっぱりサトシとピカチュウだ!!」

といった声が寄せられています。

「THE FIRST TAKE」参加にあたり、松本さんは

「みんなを鼓舞できる、元気づけられるような曲なので、今日は自分自身も一緒になって背中を押してもらいました。人生って全てが『THE FIRST TAKE』じゃないですか。
だから、あんまり怖がらずに、めちゃめちゃ楽しんで笑顔でいるといい方向にいくんじゃないかなと自分はすごく思ってるので。
この曲を聴いて1歩踏み出して、初めてのことにいっぱいトライしていってもらえたら嬉しいなと思います」

とコメント。大人になった今だからこそ、よりいっそう感動が深まるパフォーマンスを体験してください。

参照元:YouTube、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch