毎年頭を悩ませる夏のキッチン灼熱問題。2023年は特に暑い日が続いているので、いかに火を使わずにごはんづくりするか工夫している人も多いのでは。
もうさ、毎日外食でよくない? とか言えたらいいのですが、そうもいかないのでここはクックパー「クッキングシート」の力を借りましょう!
熱や油に強く汁を通しにくいので、真ん中に食材をのせて包めば蒸し料理が簡単に作れちゃうというのです。
ということで今回は「揚げない酢豚」に挑戦してみたよ。
【豚肩ロースで作る “揚げない酢豚”】
クックパー公式の包み蒸しレシピを参考に、用意した材料はこちら。
■材料(2人分)
・豚肩ロース肉(薄切り)…120g
A
・醤油、酒…各小さじ1
・しょうが(すりおろし)…小さじ1/2
・玉ねぎ…50g
・ピーマン…1個(30g)
・にんじん…10g
・しいたけ…2枚(30g)
・かたくり粉…適量
・ごま油…小さじ1
B
・ケチャップ…大さじ1と1/2
・酢…大さじ1
・醤油…小さじ1
・砂糖…小さじ2
・水…小さじ1
・ごま油…少々
【薄切りのお肉が大変身!】
まずは「B」の材料を混ぜ合わせて酢豚ソースを作ります。この配合だと酸っぱすぎず甘すぎずなので、家族全員楽しめる味になります。
豚肉は「A」の材料をもみ込んで15分ほどおきます。野菜はそれぞれ気持ち小さめにカットするのがおすすめ。
下味をつけたお肉を10等分し、1つずつ丸めて成形したら、外側にかたくり粉とごま油を薄くまぶします。すると、なんということでしょう。薄切りのお肉が酢豚に入っているお肉っぽく変身しました、このテクすげぇ!
【キャンディみたいに包んでいくよ】
「クッキングシート」は30cmの正方形にカットして、対角線に折ってから耐熱皿に広げます。
中央に野菜、お肉の順にのせ、酢豚ソースをまわしかけます。
三角形に折ったクッキングシートの手前と奥の頂点を重ねて持ち、1.5cm幅に3〜4回ほど折り込みます。
両側の三角形にあたる部分をキャンディを包むようにひねります。このときに食材とクッキングシートを隙間なくしっかり包むことによって、蒸気が逃げずに食材にしっかり熱が入ります。
【6分で完成とか早すぎる】
酢豚をつくったことある方ならおわかりいただけると思いますが、酢豚ってまずお肉を揚げてからもう1度野菜と合わせて炒めるというとても工程が多くて、作るのに気合いをいれなきゃいけない料理なのよね〜。
いっぽう、クックパークッキングシートを使えば電子レンジ500Wで約6分。
嬉しいことに、クックパーはアルミホイルと違って電子レンジでも使えるんですよね。使ってたまな板や包丁を洗ってたらあっという間に過ぎちゃうほどの短さなんですけど……!
半信半疑でクッキングシートを開けてみると、見た目も匂いも完全に酢豚です!
【油控えめで蒸し焼き=ギルティー度低めに】
包みからそのまま食べると洗い物もすくなくて済みますが、中身をチェックしたかったのでお皿に移してみました。
味はちゃんと酢豚。火を使いたくなくて包み蒸ししてみたけど、揚げず炒めず、油もごく控えめで作れます。なので、酢豚欲は完全に満たせるのにギルティー度がかなり抑えられるという大きなメリットもあることが判明。
こんな簡単にできちゃうのにお肉も野菜もたくさん食べれるって、もはや最高じゃん!
火を使わないだけで体感温度は全然違うし、全体的な調理時間も大幅にカットできちゃいました。この夏はクックパー「クッキングシート」をヘビロテして、暑さを乗り切ってみせるぞ〜!
※調理時間はあくまでも目安です。加熱時間は様子を見ながら加減してください。
参考リンク:旭化成ホームプロダクツレシピライブラリ、楽天
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch
コメントをどうぞ