NASAが提案し続けてきた「アルテミス計画」。来年2025年以降に月面に人類を送り、月面拠点を建設して、人類が月で持続的な活動をできるようにする取り組みです。

私たち一般人が月に行くのは、まだまだ先になりそうですが……東京・銀座に行けばすぐにでも疑似体験できちゃうんですっ!

【どんなイベント?】

2024年1月に世界初となる月面への高精度着陸に成功した、小型月着陸実証機「SLIM」。開発・製造は、三菱電機が担当しました。

“降りたいところに降りる” という高度な技術を搭載しているほか、SLIMが収集したデータは今後の宇宙開発の進展に役立つとされているのだそう。

東京・銀座の三菱電機イベントスクエア「METoA Ginza(メトアギンザ)」では、このSLIMについて楽しく学べる新アトラクション「“月”から見る月面着陸VR体験」を展開しています。

【どんな体験ができるの?】

VRゴーグルを装着して体験する新アトラクション。JAXAの着陸座標データをもとに、SLIMが地球上空を出発してから月面に着陸する瞬間までを観察できます。

地球上空でロケットからSLIMが分離する様子を見たり、月面周回するSLIMの横で着陸ポイントを探したり。

さらには、月面着陸の瞬間を真下から見上げる(!)といった体験もできるといいます。この角度から着陸の瞬間を目撃できる機会なんて、そうそうないわよ……!

【入場無料でこんなに楽しめるの!?】

VRでは月面環境を忠実に再現しているらしく、リアルな宇宙旅行気分を楽しめそうです。

11時から19時まで体験できる「“月”から見る月面着陸VR体験」は入場無料。7歳以上が対象となり、13歳未満の場合は保護者の同意が必要となります。

ちなみに、会場となる「METoA Ginza」では、ほかにも様々な体験型イベントを実施しています。

マンガの世界に没入体験できる「この物語、あなたはどう読む?マンガ×AI展」をはじめ、面白そうな企画がたくさんあるので、あわせて楽しんでみて♪

参照元:METoA Ginza、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch