私の出身地・石川県ではお祭りなどお祝いごとがあるときによく「押しずし」が出てきます。
食べたことがない人にぜひおすすめしたいのが、押しずし専門店「芝寿し」の「金沢笹寿しプレミアム」です!
以前、金沢から東京に戻る新幹線の中で食べて、そのおいしさに感動……。しかも石川県にいかなくとも食べれるというので、さっそく紹介させてください!
【笹の香りに癒されるお寿司】
押しずしを笹の葉でくるんだ「笹寿し」は石川県民のソウルフードと言っても過言ではありません。
ご紹介する「芝寿し」は、実はお取り寄せできたり、全国のスーパーマーケットなどで取り扱いがあるそう。
ということで、私はオンラインショップで「金沢笹寿しプレミアム5ヶ入」を注文。袋を開けた途端に笹の青々とした香りがふわっと鼻腔をくすぐります。爽やかでいい香り〜!
入っていたのはこちらの5種類です。
・国産真鯛
・炙り鰤
・国産穴子
・天然紅鮭
・能登牛しぐれ
【生臭さがない上品なお味…♡】
まずは金沢の人にとって鮭は笹寿しの代表的なネタ、「天然紅鮭」から。ほかのネタにも言えることですが、笹の葉の香りが魚の生臭さを消しているのでとっても食べやすいんです。濃厚な旨味がたまらなく美味〜!
お次は「国産真鯛」をいただきます。昆布で締めた上質な真鯛は旨味がギュッと詰まっていて上品なお味に思わず「うまあぁぁぁ〜!」と声が出ます。ねっちりした舌触りもまたいい!
ふっくらした「国産穴子」は香ばしい風味が印象的。煮穴子をさらに蒸して炙ったという手間がかかった一品です。この小さな押しずしの中にこだわりが詰まっているのがなんとも金沢らしいと感じました。
「炙り鰤」は、コクのあるブリの味わいと酢飯の相性が抜群。塩漬け、酢漬けしたブリをあぶって仕上げているからか、臭みが全くないんです……! ひとくち食べたに感じたシャクっとした歯ごたえの正体は、中に忍ばせてある大根と刻み柚子。
爽やかな風味もプラスされ、全体をさらに洗練された味へと格上げしています。
「能登牛しぐれ」は能登牛を100%使った笹寿し。石川県で有名な大野醤油を使っています。
「お寿司なのに牛って意外だな〜」と思いながら食べましたが、冷えても決して脂っぽくならず、しっとり上質なしぐれ煮です。ゴマがアクセントにほどよく甘辛な味つけも◎。
お魚の中にあえてこの牛しぐれが入っているのもまたオツだと感じました。
【帰りの新幹線の中で食べるのもおすすめ】
「金沢笹寿しプレミアム5ヶ入」の価格は税込み1188円。「芝寿し」は金沢駅のショッピング施設「あんと」内にも店舗があるので、新幹線に乗る前に購入できるのでおすすめ!
オンラインショップでも購入できますが、常温商品のため一部配送不可の地域があるほか、消費期限は荷物が到着した当日中なのでご注意を。また冷凍であれば、全国のスーパーマーケットにある場合もありますよっ!
金沢の食の豊かさが味わえる逸品をぜひ楽しんでくださいね〜!
参考リンク:芝寿し、全国冷凍食品取り扱い店舗一覧
執筆・撮影:沢野ゆうこ
Photo:(c)Pouch
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