本日6月22日はカニの日。せっかくならカニを食べたいところだけど、庶民の私はカニそっくりなアイツを食べます。そうです、カニカマです。

今日 Pouch で紹介した、「カニカマ&アボカドのサラダ生春巻き」を作ろうかな? マヨネーズで和えたカニカマを、海苔で巻いたのも最高! すし飯を用意するのが面倒だけど、カニサラダ軍艦も捨てがたいっ。

ところで先日、カニサラダ軍艦の元祖だという回転寿司店に行って食べてきました。このお店のカニサラダ軍艦は、最近のサラダ系軍艦と違ってマヨネーズはあくまで引き立て役で、あくまで主役はカニカマ。とっーーても美味しかった♪

【元祖の味は京都にあるらしい】

今回訪問したのは、京都にある回転寿司店「寿しのむさし」。事前に調べた公式サイトに、こだわりの一品カニサラダ(カニ風味)にこんな説明がありました。

「むさしが世に出した元祖の味。今や当たり前になった軍かん巻きのカニサラダ(カニ風味) 。実はむさしが世に出したんですね☆元祖の味をぜひご賞味下さい。」

き、気になるー!

【元祖カニサラダとご対面】

さて、期待に胸をふくらませてお店の中へ。寿司が回るレーンに、本日の主役「カニサラダ」がまわってきましたよ。

マヨネーズたっぷりが主流の最近のサラダ系軍艦。真っ白で、食べてみないと何が入っているかわからないことが多いのに比べ、この「カニサラダ」は色鮮やか。真っ赤なカニサラダと、青く輝くキュウリが印象的です。

もしかしてマヨネーズが入っていないのかな?と思いつつ口にすると……マヨネーズはほのかに感じる程度で、これが実にいい! 普段は裏方のカニカマの素朴な味が、少量のマヨネーズで味が引き立ち、コクが生まれています。

キュウリが苦手な私も、思わず……「美味しいーじゃないの!

【マヨはあくまで引き立て役】

元祖「カニサラダ」は教えてくれました。裏方素材のカニカマを「寿司」という舞台に立たせるために、マヨは酸味・塩気・コクで魔法をかけるだけでいいのだと。

「マヨ主張の激しい最近のサラダ系軍艦に喝!」と、元祖「カニサラダ」から怒りの声が聞こえてきた気がしました。

それでも、私はマヨが多いサラダ系軍艦も大好き。なかでも、Pouch で何度も愛を叫んでいるかっぱ寿司の「サラダ軍艦」は格別です。

イカゲソとカニカマがマヨと混ざり合っていて、食べた瞬間幸せの絶頂へ! サラダ軍艦が、早く日本一の人気者にならないかな。回転寿司総選挙で間違いなく1位になる気がするのにな★ すみません、脱線しすぎました……。

【変わり種、多数あり】

「寿しのむさし」では、ロブスターサラダ、鯛の皮の湯引き、馬肉など、ちょっと珍しいお寿司がまわっていました。

どれもこれも、とーっても美味しい! ついつい2日間連続で行っちゃいました。お値段は2カンで146円が中心で、安いのも嬉しい限りです。

元祖の由来を聞きそびれちゃったし、京都でまた行きたいお店になったのでした。

【訪問したお店】

店名:寿しのむさし 三条本店
住所:京都市中京区河原町三条上ル恵比須町440
営業時間:11:00~22:00
定休日:1月1日のみ

撮影・執筆=百村モモ (c)Pouch

▼ロブスターサラダ

▼鯛の皮の湯引き

▼さくら(こうね&馬刺し)

▼エンガワ

▼赤貝

▼うに