2024年の大河ドラマ『光る君へ』でも注目を集めている「源氏物語」。その中の「宇治十帖」から着想を得た日本茶シリーズが、創業230余年の京都の老舗・福寿園から誕生しました!
個性ことなる10種類のお茶で、はんなり雅なティータイムを楽しんでみるのはいかがでしょう?
【源氏物語「宇治十帖」がモチーフ】
「源氏物語」五十四帖のうち最後の十帖で、京都・宇治の地を舞台にしている「宇治十帖」。光源氏の死後のお話で、生まれつき体から得も言われぬ良い香りがただよっているという「薫の君」を中心に物語が繰り広げられます。
そんな「宇治十帖」をモチーフにしたのが「源氏物語 宇治十帖シリーズ」。ティーバッグタイプのお茶なので、本格的な味わいを気軽に楽しむことができます。
【個性異なる10種類のお茶】
ここで、10種類のお茶からいくつかをご紹介♪ 「宇治十帖」の登場人物が描かれた美しいイラストのパッケージにも注目です。
・「玉露」
茶摘み前に茶園に覆いをかけ、日光をさえぎり、玉露の甘味と旨味を引き出したお茶。パッケージデザインは、薫の君が八の宮の美しい姫君たちに心惹かれる宇治十帖「橋姫(はしひめ)」がモチーフになっています。
・「煎茶」
さわやかな渋みとやさしい後味を持つ、飲みやすいお茶。パッケージのモチーフになっているのは、宇治十帖「総角(あげまき)」。匂の宮たちと紅葉狩りの宴をおこなっている薫の君の姿が描かれています。
・「ゆず煎茶」
国産のゆずをブレンドしたさわやかなフレーバーのお茶。宇治十帖「早蕨(さわらび)」をモチーフにしたパッケージには、物語にも登場する籠に盛られた蕨や土筆が描かれています。
・「かりがね」
良質の緑茶を精選する際に出る茎茶(かりがね)と炒り米をブレンド。香ばしい風味が楽しめます。宇治十帖「浮舟(うきふね)」がモチーフのパッケージに描かれているのは、匂の宮に愛される浮舟が小舟で川向うへ渡るシーン。
・「和紅茶」
日本の品種・気候で栽培された、渋みがひかえめでまろやかな甘みを持つお茶。宇治十帖「夢浮橋(ゆめのうきはし)」がモチーフのパッケージには、世をはかなみ出家した浮舟の姿が描かれています。
このほか、「抹茶入り煎茶」「抹茶入り煎茶」「深蒸し煎茶」「ほうじ茶」「玄米茶」の5種類がラインナップ。すべて2g×5袋入りで、「玉露」は702円、それ以外は648円です。
【雅なティータイムを♪】
福寿園の「源氏物語 宇治十帖シリーズ」は京都府宇治市にある2店舗(福寿園宇治茶工房、福寿園宇治茶亭)と宇治工房オンラインショップでの限定販売。今後、京都駅周辺店舗でも販売されるかもしれないとのことです。
源氏物語の世界に想いを馳せながら宇治茶に親しむティータイム……なんとも贅沢なひとときを過ごせそうですね♪ こちら、京都みやげとしても喜ばれそうですよ~!
※本文中の価格はすべて税込みです。
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