夏になると聞きたくなる「怖い話」。

基本的に「怖い話」が大好きな私ですが、日本のホラーはちょっぴり苦手。だって、舞台が日本だとリアリティーがあるし、独特なジメジメ感がよりいっそう恐怖を誘うじゃないですか。

そんな、日本ならではのホラーの世界を存分に体感できる展覧会が開催されるようです。ヒヤッとゾクッとしに出かけてみませんか?

【ホラー映画の世界へようこそ】

夏休みシーズンに開催される体験型展覧会『ホラーにふれる展 ―映画美術の世界―』。新潟県立自然科学館にて、2024年7月13日から9月1日まで開催されます。

本展は、ホラー映画の美術にスポットを当てた展覧会。

日本の映画界で長年活躍し、ウォークスルー型お化け屋敷を支えてきたスタッフが、監修・ディレクション・美術制作を担当。本格的な美術セットや普段は見れない裏側などを楽しめる上に、観て・触って・撮って恐怖の世界を体験できちゃうのだとか……!

たとえば、エリア内に置かれた石や鉄には、なにかしらの仕掛けが施されているようです。うっかり触れたら最後、恐怖の世界の扉を開いちゃうかもしれません。

【松竹のホラーブランドが企画】

本展の企画・製作を担当しているのは「松竹お化け屋本舗」。

映画や演劇でおなじみの松竹によるホラーブランドで、長らく培ってきた「本物」の演出や美術を武器に、まるで物語の中に迷い込んだかのような没入感の高い体験を提供してきました。

過去には「閉ざされた悪霊の家」「東京タワーの赤い鎖 呪念の地下屋敷」「お顔をちょうだい 老婆の呪面」といったお化け屋敷を提供し、現在は東武動物公園で開催中のウォークスルー型お化け屋敷「呪われたコテージ 死者の叫び」を開催中。

「呪われたコテージ」とウワサされている廃墟で起こる恐怖を現実のものにしています。

あの、もはや、タイトルだけで怖いんですけど……!

【自由研究にもおすすめ!?】

そんな松竹お化け屋本舗がお届けする『ホラーにふれる展 ―映画美術の世界―』。ホラー映画ファンはもちろん、「子どもの夏休みの自由研究にもぴったり」(!)とのこと。

前売券は大人(高校生以上)700円、小中学生400円、未就学児は無料。当日券は200円追加となるほか、別途入館料(大人580円、小中学生100円)がかかります。

6月15日9時30分からアソビュー!、セブンチケット、新潟県立自然科学館入館窓口にて販売を開始するので、ぜひチェックしてみて♪

参照元:新潟県立自然科学館松竹お化け屋本舗公式サイトプレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch