日本で古来から親しまれてきた「お月見」という行事。ここ最近は、月見フードがSNSを賑わせていますが、いかなる形でも月を愛でたくなるのは日本人の性なのでしょうか……!

東京・下北沢では、「月」をテーマにしたアートフェスティバルが開催されます。

折しも、9月17日は中秋の名月です。日本初展示を含むアート作品を楽しみながら、月と芸術に触れる一夜を過ごしてみませんか。

【どんなイベント?】

初開催から3回目を迎える「ムーンアートナイト下北沢2024」。芸術作品を通じて下北沢の街全体を楽しめる大規模アートイベントで、今年は2024年9月13日から9月29日までの17日間にわたって開催されます。

本イベントのテーマとなるのは「月」と「ウサギ」です。

シモキタの新・ランドマークともいうべき下北線路街 空き地には、シンボル作品として3年連続で登場する「Museum of the Moon」(英:ルーク・ジェラム)がお目見え。NASAの月面写真を基とした直径7mにおよぶ(!)作品で、月のクレーターの細部まで精巧に表現されています。

そのほかには、メインアートとしてこんな作品も♪

■しもきた商店街内 道路予定地
・撮影スポットとしても◎ 巨大なウサギが姿をあらわす「Intrude」(豪:アマンダ・パーラー)

■BONUS TRACK 隣接駐車場
・[日本初展示]月虹の中を通り抜けられる「Elysian Arcs」(豪:アトリエ・シス)

■[有料会場]東北沢駅屋上
・月明りの下で光り輝くアルミホイル彫刻「The Aluminium garden -Structural studies of plants-」(日:三家俊彦)

■[有料会場]世田谷代田駅地下
・太陽系のビッグバンから着想を得た躍動的な光とオブジェ「Shapes in the Night」(米:ウェイド・アンド・レタ)

シモキタエリアの別会場では「月」や「ウサギ」をテーマにしたアート展示も! 展示場所および展示内容については、公式サイトからチェックしてみてくださいね。

【ワークショップやグルメも!】

さらにイベント期間中には、月&星空観賞やワークショップ、古着市、上映会などがおこなわれるみたい!

また、対象エリアの各店舗では限定メニューを提供中。期間限定の特製ハーブドリンク、自家製アイスを月に見立てたコーヒーゼリー、卵とキーマにモチモチの麺を合わせたまぜそばなど、このイベントでしか目にかかれないグルメを堪能できちゃうんです。

さらにさらに、ウサギをモチーフにしたデジタルアートのNFTスタンプラリー(有料)も開催しています。どうです、お楽しみが盛りだくさんにあるでしょう?

入場無料なので、お散歩がてらフラっと行っても楽しめますし、チケットなどを準備した上で会場を巡るのもオツなもの。芸術の秋をとことん堪能しちゃいましょ♪

※東北沢駅屋上・世田谷代田駅地下への入場をはじめ、本イベントをさらに楽しめる有料チケットを8月22日から販売。本チケットの提供にはWebアプリ「FUN FAN NFT」を使用しています。

参照元:ムーンアートナイト下北沢プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch