自分のための小さなリセット時間「#火曜は辛いものを食べてスッキリする日」。
辛いものを食べると、ドキドキ、ハフハフ、ふむふむ、むふー(幸せ)の繰り返し。色んなモヤモヤから開放されて、火を噴いて、体も心もスッキリしちゃお。
今回ご紹介するのは、松屋の「水煮牛肉~四川風牛肉唐辛子煮込み~」。
四川料理の代表メニューとして激辛好きに愛される「水煮牛肉」が、牛丼チェーン店で食べられる日が来るとは……!!! 店舗限定で販売中とのことで、さっそく食べに行ってきました!
【松屋がすごいの出してきた】
水煮牛肉は、四川省自貢市で労働者向けの料理として牛肉を塩水で煮ていたのが始まりだそう。やがて、四川料理の料理人たちが唐辛子や花椒を加えるなどして改良し、現在の形へと発展させたといいます。
日本でも四川料理専門のレストランに行くとたいがいあるのがこのメニュー。とはいえ、よほど中華好きな人や激辛好きな人以外には、四川料理といえば麻婆豆腐や回鍋肉(ホイコーロー)のほうが真っ先に思いつくのではないでしょうか。
……それだけに、松屋すごすぎるって。シュクメルリ鍋とかチミチュリソースハンバーグとか販売し出したときも驚いたけど、まさか水煮牛肉を出してくるとか、いったい誰が想像できたでしょうか。
実物を見てみると、見た目からして輪切り唐辛子が大量に入っていて辛そう! 私が以前、新宿のお店で食べた水煮牛肉と、真っ赤な色合いは似ているように感じます。
ではでは、味もチェックしてみましょう。いただきますっ!!
【唐辛子と山椒で「麻辣」を実現!】
こ、これは……ひとくち食べた瞬間から全身の細胞が総毛立つほどの辛さ! や、やりおった、松屋がやりおったで……!!!
ファストフードやファミレスなどのチェーン店でも辛いメニューはあるのですが、これは誰が食べても文句なしで☆5つの辛さです。たぶん、このメニューを出すからには辛さに妥協は不要と割り切って、容赦なしの激辛にしたのでしょう。
唐辛子の辛さが染み込んだスープに、ふんだんに入った輪切り唐辛子と山椒……四川料理の特徴である「麻辣(=痺れるような辛さと旨味)」が凝縮されていて、激辛好きの舌を、胃をふるわせる1品に仕上がっています。
もう、激辛と塩気のダブルの効果で、白飯がすごいスピードで進む進む……!
牛丼に使われているのと同じ牛肉だからか、牛肉をごはんに乗せると「激辛牛丼」みたいな味わいを楽しめるのも一興。水煮牛肉としては邪道かもしれませんが、サイドメニューの生卵を合わせても絶対に合うと思いました。
牛肉のほかの具材はキャベツと玉ねぎ。本場のレシピではあまり使わないかと思いますが、特に違和感なくおいしくいただけました♪
でも正直、お味噌汁には合わないかな……。けれど、「世界の料理を定食スタイルで!」という松屋のこだわりが今回も垣間見れて、ちょっぴり嬉しい気持ちにもなっちゃいました。
【まとめ:牛丼チェーンで四川料理の激辛体験!】
「水煮牛肉~四川風牛肉唐辛子煮込み~」は税込み1180円。松屋のメニューにしてはかなり高価格ですが、牛肉の量はかなり多く感じました。このボリュームであれば、コスパはけっして低くない気がします。
何よりも、四川料理専門店などでしかお目にかかれない水煮牛肉をチェーン店で楽しめるというのは大きな魅力。激辛好きの方はぜひ体験してみてほしい~!
現在のところ対象店舗は全国68店舗。販売店舗は松屋の公式サイトからご覧いただけます。在庫がなくなり次第販売終了とのことですが、今後ぜひ全店舗での展開も期待したいところです♪
水煮牛肉~四川風牛肉唐辛子煮込み~ 辛さ★★★★★
参考リンク:松屋
撮影・執筆:激辛ハンターやよい(鷺ノ宮やよい)
Photo:(c)Pouch
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