ポジティブな発想×卓越したセンスで独自路線を切り開いてきたギャルの皆さん。いわゆる “ギャル” という存在が生まれたのは平成だと思うのですが、令和になってもなお、彼女たちのパワーは衰え知らずです!!

そして、ギャルは「流行語」を生み出す天才でもあります。「それガーチャー?」「シャバい」「わかんのかんのかんのみほ」……さて、あなたはいくつわかりましたか!?

【TOP10をチェック】

ギャル雑誌のパイオニア『egg』が発表した「egg流行語大賞2024」。10位から1位までイッキにどうぞ~!

■10位: シャバい(ダサい、しょぼい)
使用例:「この飯シャバくない?」「悪いことすんなっていってんじゃないの、シャバいことすんなっていってんの」

■9位:チーム友達(友達の中でも絆が強く、信頼関係の厚い相手のこと)
千葉雄喜さんの楽曲『チーム友達』のサビのフレーズからTikTokなどで大流行! 青山テルマさん×渡辺直美さんがInstagramに投稿した歌唱動画が人気を後押ししました。

■8位:わかんのかんのかんのみほ(わかる、激しく同意する時の合言葉)
使用例:A「まじ腹減ったー」B「わかんの!」C・D「わかんのかんのかんのみほー!」

■7位:ぎりはっぴー(悪いことが起きてもその分良いことがあった=ギリギリハッピーの略)
オルタナティブヒップホップユニット・KOMOREBIの楽曲『Giri Giri』の歌詞の一部でTikTokで大バズり。

■6位:ジバ(自腹)
使用例:「もしかしてこれってジバ?」

■5位:風呂キャンセル界隈(面倒臭いなどの理由からお風呂に入らない人たちのこと)
使用例:「今日風呂キャンセル界隈するわ」

■4位:もうええでしょ(もういいでしょ)
相手がしつこいときに話を打ち切るために使います。Netflixの大ヒットドラマ『地面師たち』に登場するセリフが由来。

■3位:しらんけど(多分そうなんじゃないかな、責任は持たないけど)
もはやギャルの枠を飛び越えてよく聞くワードですよね。eggモデル界隈ではKOGYARUの楽曲『SHIRANKEDO』の歌い回しに寄せて「しらんけど〜」と語尾を伸ばして使うこともあるようです。

■2位:うますぎやろがい(おいしすぎるだろ)
おいしいものを食べたときに使用します。ギャル界隈では派生ワード「うま確(=うますぎ確定)」も流行っているみたい!

■1位:それガーチャー?(それガチ?=それ本当?)
日本テレビ系で放送されたドラマ『ゼイチョー 〜「払えない」にはワケがある〜』で菊池風磨さんが使用したことで広まりました。「それガーチャー?」+「ほんまごめんやで」をセットで使うのが一般的(?)なようです。

【なんだこれは】

菊池風磨さんといえば、今年は「菊池風磨構文」という流行語も生み出していますし、もはやトレンド発信地のような存在になりつつありますね……! さて、皆さんが知っている流行語はいくつあったでしょうか。

ちなみに、私が思わず笑ってしまったのは5位「風呂キャンセル界隈」にまつわるeggの解説文です。

「お風呂に入ることを嫌うギャルが多数いることから、お風呂に入ることをスキップするワードが毎年入りやすい傾向があります」
「お風呂に入らない理由を聞くと『臭くないから』という超ポジティブな理由なのはギャルならではなのかも?」

さすがギャル、ポジティブすぎる!! それに「お風呂に入ることを嫌うギャルが多数いることから~」という淡々とした口調にもじわじわきちゃいました。来年も関連ワードがランクインするのかどうか、見守っていこうと思います。

参照元:egg公式サイトプレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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▼千葉雄喜さんの楽曲『チーム友達』(9位)

▼KOMOREBIの楽曲『Giri Giri』(7位)

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