私の友人は、30代前半くらいから毎年「遺言」を書き換えています。

なぜそんなことをするのか聞いてみたら「残された家族がちゃんと悲しめるように『やるべきこと』を書いておいてあげたい」と。まだ若いのに思慮深くて感心したし、家族に対する愛を感じたのよね。

ところで、あなたは「自分の葬儀」について考えたことはあるでしょうか。もしもないのなら……いま、ちょっとだけ考えてみない?

【自分の葬儀、考えたことある?】

自分の葬儀なんて、と先のことと考えるとおもうんですが、家族のことを思えば「考えておいてもいい」のかもしれません。

けれど、そういう人は多くはないみたい。株式会社NEXERとメモリードがおこなった調査によると、全国の40代以上の男女500名のうち76.6%が「自分の葬儀について考えたことはない」と回答。また90.0%が「生きているうちに葬儀社を決めようと思ったことはない」と回答しています。

ここで注目したいのは「自分の葬儀について考えたことがある・葬儀社を決めようと思ったことがある人」の意見です。彼らにその理由を聞いてみると……?

■自分の葬儀について考えた理由

・残された家族が大変かもしれないから(50代・女性)
・最近父の葬儀を執り行ったことがあり、自分のことについても考えさせられた(60代・男性)
・子どもたちの負担をなくしたいから(60代・男性)

■生きているうちに葬儀社を決めようと思った理由

・遺族の負担を減らしたい トータルの金額や手続きについて少しでも自分で進めておきたい(40代・女性)
・残された家族にかかる経済的負担をなるべく少なくしたいから(60代・男性)
・親も子どももいないし、色々決めておきたい(50代・女性)

やはり皆さん、残された家族のことが気がかりなようです。家族が亡くなると、葬儀の準備だなんだとバタバタして、悲しむ暇もない。だからこそ「あらかじめ自分自身で葬儀を考えておく」ことは愛情なのだと思います。

それに「家族がいないからこそ、自分が元気なうちに決めておきたい」という気持ちもよくわかる。人間って死ぬときはひとりだけれど、その後始末は誰かにおまかせするしかないもんねぇ……!!

【「生前予約」もありかも】

葬儀には、生前に葬儀社を決めておく「生前予約」という考え方があります。

生前予約とは、文字どおり、亡くなるまえに葬儀を予約すること。葬儀の内容や形式、費用などを自分自身で決められるという特徴があります。選択肢のひとつとして、頭に入れておいてもいいかもしれません。

参照元:メモリードプレスリリース
執筆:田端あんじ (C)Pouch