夏は野菜が傷みやすい───。「買った野菜を冷蔵庫に入れておいたのに、気づいたらしなびたり腐ったりしていた」なんて経験をしている人もいると思うんですよ。

野菜の鮮度を保つためにはキッチンペーパーを使用するといいそうです。覚えておけばきっと重宝するはずっ!

【野菜の保存にキッチンペーパーが役立つ理由】

管理栄養士でフードコーディネーターでもある清水加奈子さんによれば、野菜の鮮度が落ちる主な原因は「乾燥」と「水分過多」なのだとか。

冷蔵庫内は湿度が低く非常に乾燥しやすいため、そのまま入れておくと水分が奪われてしまう。また、密封した袋に発生する結露など、水分が多すぎることも腐敗の原因となるそうです。

野菜の鮮度を保つ秘訣は、汚れをきちんと落とすこと、そして水分を適切にコントロールすること。水分のコントロールに役立つのがキッチンペーパーなんです。

<キッチンペーパーを使用するメリット>

・適度な水分を野菜の周囲にとどめておく「保湿」+腐敗の原因となる過剰な水分を吸収する「吸湿」が可能
・冷やしすぎを防いで鮮度を保てる

【タイプ別・野菜の保存方法】

それではここからは、野菜のタイプにあわせたキッチンペーパーによる保存方法をチェックしていきましょう♪

■湿気を嫌う野菜の保存方法

・レタス、キャベツ
まるごとの場合は10日程度、1枚ずつの場合は3日程度で使い切るようにしてください。

<まるごと保存する場合>
①乾いたキッチンペーパーで全体を包む
②そのままポリ袋に入れて野菜室で保存
※芯をくりぬき、軽く湿らせたキッチンペーパーを芯の部分に当ててから①②をおこなっても◎

<1枚ずつ保存する場合>
①1枚ずつはがしてよく洗い、傷んだものを取り除く
②1枚ずつ水分を拭いたあと、密閉容器に乾いたキッチンペーパーを敷いて保存
※密閉容器は、内側にスノコがついているタイプがおすすめ

・にんじんや大根
まるごとの場合は2週間程度、カットした場合は5日程度で使い切るようにしてください。

<まるごと保存する場合>
①葉と根の部分を切り離す
②乾いたキッチンペーパーで根の部分を包む
③キッチンペーパーの上からぴっちりラップで包んで、冷蔵庫の野菜室で保存

<カットして保存する場合>
①キッチンペーパーをぬらしすぎない程度に湿らせてしっかり絞る
②①をにんじんの切り口に当てる
③キッチンペーパーごと全体をラップで包み、冷蔵庫の野菜室で保存
※切り口に当てるキッチンペーパーの湿らせ具合は「紙おしぼり程度」が目安、キッチンペーパーが乾いてきたら新しいものと交換すること

■乾燥を嫌う野菜の保存法

・ほうれん草、小松菜
1週間程度で使い切るようにしてください。

<カットせずに保存する場合>
①根元を湿らせたキッチンペーパーで包む
②葉のほうからポリ袋をかぶせる
③ペットボトルや牛乳パックを切ってスタンドにしたものに根元から入れ、冷蔵庫で立てて保存
※スタンドがない場合は、スタンドの代わりに下からポリ袋をかぶせて、上をしっかり密封すること

■水分調整がデリケートな野菜の保存法

・きゅうりやなす
5日程度で使い切るようにしてください。

<まるごと保存する場合>
①表面をしっかり洗浄してキッチンペーパーで水分を拭く
②乾いたキッチンペーパーで全体を包む(ヘタ or ガクの部分を二重にする)
③上からラップで包み、冷蔵庫の野菜室で保存

・トマトやハーブ類
1週間程度で使い切るようにしてください。1日おきくらいにキッチンペーパーを取り換えると長持ちします。

<トマトの保存>
①ヘタを取ってよく洗う
②キッチンペーパーをぬらして絞り保存容器に敷く
③ヘタのあった部分を下にしてキッチンペーパーの上に並べ、蓋をして冷蔵庫で保存

<ハーブ類の保存>
①さっと洗う
②乾いたキッチンペーパーを保存容器に敷く
③ハーブ類をキッチンペーパーの上に並べ、蓋をして冷蔵庫で保存

野菜を購入したときにはぜひ試してみて。せっかくの野菜を無駄にしたくないので、私もさっそく挑戦してみたいと思いま~す!

参照元:エリエール、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch