11月も中旬を過ぎ、随分寒くなって参りました。急激に冷え込んできて、風邪など召されていませんでしょうか。こんな季節は自宅で温かいものを飲みながらホッコリとしたいものです。

しかし、いつも同じものばかり飲んでいると飽きてしまいます。そこで、今シーズンはお試し頂きたいものがあります。それはココアの有名ブランド「バンホーテン」の抹茶ココアです。2011年夏に発売開始されたのですが、意外と知らない人が多いようです。夏季に発売されたのですが、寒くなった今こそおすすめしたい商品です。

バンホーテンは元々、オランダのブランドです。1828年にミスター・バンホーテンがココアの新しい製造法を発明し、それまではあまりおいしくなかったココアを劇的においしくしたのが始まりと言われています。日本では1977年に、片岡物産が総代理店となり販売を開始しました。以来、日本でもココアが身近な飲み物として親しまれるようになったのです。

その同ブランドから、今夏8月25日より販売されているのが抹茶ココアです。商品の説明では「濃厚なホワイトチョコ風味と抹茶のほろ苦さが調和」と説明されているのですが、お味のほどはいかがなものでしょうか。

現在発売されているのは、スティック(1本当たり13.2グラム)が5本入った箱入りのもののみです。スティックを開封すると、ほんのりと抹茶の香りが漂ってきます。コップに開けて混ぜながらお湯を注ぐと、ほんのりだった抹茶の香りはさらに芳しくなります。匂いを嗅いでいるだけで、心和んでしまいます。

また、ホワイトチョコと抹茶の織り成す淡い緑の色彩が非常に鮮やか。視覚からも癒されてしまいます。お味の方はというと、抹茶の苦味をチョコの風味が柔らかく包んでいるようです。まるでデザートのような柔らかい甘さ・苦さを楽しむことができます。香り、味、温もりのすべてが寒さでかたくなった体をほぐしてくれるようです。

まだお試しになっていないという方は、是非一度ご賞味ください。抹茶とココアの意外な出会いに、身も心も癒されるはずです。

(写真、文=チャーミー)

▼ 1箱にスティックが5本入っています

▼ 粉末は淡い緑といったところでしょうか

▼ 甘くて苦いホット抹茶ココアに身も心も温まります