食事のシーンが登場する映画はこの世に数あれど、「美味しそう」「これ食べてみたい……!」と思わせる作品においてジブリ映画の右に出るものはいないっ!
『天空の城ラピュタ』に出てくる “目玉焼きトースト” に『魔女の宅急便』でキキが作るパンケーキ、『千と千尋の神隠し』で千尋が涙をポロポロこぼしながら頬張ったおにぎり。料理の名前を挙げれば別になんてことはないメニューばかりなのですが、なぜあんなに美味しそうに見えるのでしょう?
その秘密を探ることができるのが、東京・三鷹の森ジブリ美術館で開催される新企画展示「食べるを描く。」です。2017年5月27日から2018年5月頃(予定)まで行われるこの展覧会では、「食べものが本物よりも美味しそうに見え、幸せな気分にさせてくれる食事のシーンはどのように描かれているのか」を詳しく教えてくれるのだそうです。