「村上春樹語辞典」の記事まとめ

村上春樹を敬遠している人ほど読んでほしい『村上春樹語辞典』/  「比喩」「動物」「料理」や「やれやれコラム」など見どころいっぱいです

以前 Pouch でもご紹介した『村上春樹語辞典』の中身があまりにも気になったので、さっそく購入。じっくり熟読してみたわたし。

すると……これまでちょっぴり苦手意識を持っていた村上作品に対するイメージが、みるみる変わってきたことに驚いたんです。

最初に白状しておくと、わたしが読んだことのある村上作品は、ド定番ともいえる『ノルウェイの森』と『1973年のピンボール』だけ。

この2作品を読んでみて抱いた感想は、「オシャンティーな言い回しが鼻につく」「登場人物がナルシストっぽい、そしてモテすぎ」「展開が非現実的」の3点。このように感じてしまったためか、なんとなく苦手意識を持ってしまって、気がつけば “読む前にスルーする” クセが身についてしまったんですよね。

ですが、『村上春樹語辞典』がわたしの大いなる誤解を解いてくれました。

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【やれやれ】六本木ツタヤの『村上春樹語辞典』の紹介文が、あまりにも村上春樹すぎる!「その女は、僕のいるレジにまっすぐ近づいてきた」

2018年7月13日に発売されて以来、巷の “ハルキスト” たちの間でジワジワ話題になっているのが『村上春樹語辞典』(誠文堂新光社)です。

この本は村上春樹作品を読み解くヒントが満載の “用語辞典” となっておりまして、イラストと共に500語以上を辞典形式で解説した1冊。

そんな『村上春樹語辞典』を少しでも世に広めようと各書店も気合いが入っているようで、特に目を惹くのは、東京・六本木ヒルズにあるTSUTAYA TOKYO ROPPONGIがインスタグラムで公開している紹介文です。

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